約 1,837,520 件
https://w.atwiki.jp/srwbr2nd/pages/294.html
第152話「家路の幻像」まで 死亡者編 『死亡者名(搭乗機)/殺害者名(搭乗機)』 キャラ辞典より抜粋&コメント なお順番は死亡順 エクセレン=ブロウニング(搭乗機なし)/アインスト=ノイ=レジセイア(搭乗機なし) アインスト=ノイ=レジセイアに最初の見せしめにされ首輪を吹き飛ばされ死亡。 このことによりキョウスケはアインスト達を倒しアルフィミィを解き放ちエクセレンを迎えに行くこと を覚悟する。 メルア=メルナ=メイア(ジム・カスタム)/グ=ランドン・ゴーツ(ラフトクランズ)、流 竜馬(大雷凰) グ=ランドンに機体を串刺しにされ竜馬に機体を爆散されロワ参加者(除くエクセレン)初の死亡者となる。 早々にテニアとの合流を果たすも彼女の目の前で死亡。このことがきっかけでテニアがゲームに 乗ってしまいカティアを殺害、統夜も乗っているので彼女の死は報われない。 グ=ランドン・ゴーツ★(ラフトクランズ)/フェステニア=ミューズ(ベルゲルミル) 竜馬の大雷凰に機体をライジングメテオ・インフェルノで真っ二つにされる。 それでも生存していたがテニアを挑発、そのまま彼女に撃ち殺される。 だが彼の言葉は彼女の心に絶望を植えつける。 ラクス=クライン EVA零号機)/ヒイロ=ユイ(レイダーガンダム) EVA零号機を操ってヒイロを追い詰め、説得しようとするも常識外れの攻撃により零号機を破壊され、死亡。 版権作品初の死亡者となる。似た思考の持ち主であるリリーナとは遭遇できなかった。 木戸 丈太郎(クロスボーン・ガンダムX2)/相羽 シンヤ(搭乗機なし) 知恵と技術でサイコガンダムを撃破するものの、相羽シンヤがテッカマンに変身できるとは見抜けず、 PSYボルテッカにてコクピットブロックごと蒸発させられる。 彼が放送で名を呼ばれてもたいして影響がないことも考えると可哀想な死に様である。 神名 綾人(アルトロンガンダム)/テンカワ=アキト(YF-21) ロジャーとリリーナを奇襲するも、割り込まれたアキトにマーダーとみなされコクピットに拳を 打ち込まれ死亡。だが、彼との戦闘で凰牙のENがなくなったためリリーナの死にも関与している。 カティア=グリニャール(VF22S・Sボーゲル2F)/フェステニア=ミューズ(ベルゲルミル) テニアと再会するも、すでに彼女はゲームに乗っており絞殺される。テッカマンに殺られたキッドを 除けば当ロワで生身で殺られた人、第一号である。なお、友人に殺されるという最後をとげた一番欝な 死に方である。 ジョシュア=ラドクリフ(クインシィ・グランチャー)/ギム=ギンガナム(シャイニングガンダム) アイビスと行動中に統夜に御大将を擦り付けられる。そのまま戦闘中にクインシィに邪魔され シャイニングフィンガーを喰らい機体が大破、アイビスと共に逃げるものの既に彼は爆死していた。 なお、彼の死はラキに影響を与えるため彼女の今後が心配である。 リリーナ=ドーリアン(セルブースターヴァルハラ)/相羽 シンヤ(搭乗機なし) 機体をばらばらにされ連れ攫われテッカマンにコックピットの ハッチをこじ開けられ首を跳ね飛ばされる。 おとなしく凰牙にENを供給していればもっと違った展開が待っていたかもしれない。 ギャリソン時田(ガンダムレオパルド・デストロイ)/ガウルン(マスターガンダム) ガウルンと再び交戦、激戦を繰り広げるもガウルンの宗介の愛の前に敗れ去る。 すごい執事だけに序盤でおしい人が逝ってしまったのは残念。 <<第一回目の放送で上記10名の死亡が伝達>> ユウキ=コスモ(ジガンスクード・ドゥロ) /ジョナサン=グレーン(ガンダムF91) ギャリソンの死を悲しみバサラの歌に心を癒されている 最中にジョナサンの奇襲を受ける。機動性の高いF91を倒すため広範囲攻撃の G・サークルブラスターを放とうとするも生きていたバサラがいたため躊躇。 そのままコクピットにヴェスバーを撃ち込まれ蒸発、死亡する。 九鬼 正義(ドラグナー2型カスタム)/バーナード=ワイズマン(ブラックゲッター) ブラックゲッターの強襲を受け、あっさりと撃墜されてしまう。 ラーゼフォン系は全滅、薄氷同盟最初の死者となった。 アスラン=ザラ(ファルゲン・マッフ)/カテジナ=ルース(ラーゼフォン) カテジナに盗られたラーゼフォンと遭遇。 バサラが乗っていると思い込んだまま交戦。だが、ドラグナ-系の力ではデウスエクス・マキナに 一歩及ばずに機体を両断され敗北。最後に思いを親友に託しながら死亡してしまう。 神 隼人(YF-19)/クルツ=ウェーバー(ラーズアングリフ) 同行していたクインシィがエイジに襲いかかり、続いて現れた竜馬も加わり混戦状態に陥る。 その中、クインシィ・ガロードに3人目を探せと言い押し切る形で離脱させた。 さらに竜馬の説得を試みるも失敗。最後はクルツの狙撃で被弾、そのまま地表に墜落死となった。 アルバトロ=ナル=エイジ=アスカ(ガナドゥール)/流 竜馬(大雷鳳) 消えたラキを探している途中でクインシィに襲われる。 途中乱入してきた竜馬によって一度は気絶するも意識を回復。 壊れたフォルテギガスからガナドゥールを分離して、逃走を試みるが追い詰められる。 最後は大雷鳳と正面からぶつかり合い敗れ去った。 ヒイロ=ユイ★★(搭乗機なし)/ベルナルト=モンシア(搭乗機なし) 一度交戦をしたモンシアとG-6基地で再び遭遇する。 モンシアがヘビーアームズを自爆させた結果、機体を失う。 基地の状態を調べ、格納庫へ一応の確認しに行く途中にまたもやモンシアに遭遇。 白兵戦で彼を追い詰めるも自爆に巻き込まれ帰らぬ人となる。 なお彼の死を持って薄氷同盟は全滅となった。 ベルナルト=モンシア★(搭乗機なし)/ヒイロ=ユイ(搭乗機なし) 大破したヘビーアームズを有効利用しヒイロの乗るレイダーを破壊。 しかし、外の様子をうかがいに行く途中に実は生きていたヒイロと遭遇する。 子供と舐めた結果追い詰められて、ヒイロを巻きこんで自爆死する。 孫 光龍(レプラカーン)/キョウスケ=ナンブ(ビルトファルケン(L)) 機体の整備にと立ち寄ったG-6基地でバーニィを発見。これに襲いかかる。 戦闘中、ゼクス・キョウスケが現れて場が複雑化。 そんな中でキョウスケと戦闘となり、念の暴走の果てにオーラコンバーターを貫かれて死亡した。 シャア=アズナブル(核ミサイル)/カテジナ=ルース(ラーゼフォン) アムロとの合流を目指し、F-2補給ポイントで待機中、カテジナと遭遇。 機転を利かせ、一度はカテジナの撃退に成功するもラーゼフォンの長距離狙撃を受けてしまう。 アイビスを逃がし、彗星は地に落ちる。だがその意志は確かに受け継がれていた。 死亡後も、窮地のアムロと共振する、アイビスの悪夢に出てくると大活躍である。 相羽 シンヤ★★(テッカマンエビル)/クルツ=ウェーバー(ラーズアングリフ) ロジャーから受けた痛手を癒すべくD-8にあるコンビニの食糧を根絶やしにする。 続いて機体の奪取を目指し、移動してきていたクルツに戦闘を仕掛ける。 テッカマンの能力を活かし終始優勢に戦闘を進めていたが、最後の最後でクルツの策にかかり死亡。 テッカマンとしての傲りが最大の敗因であったのは間違いない。 ゴステロ(スターガオガイガー)/ギム=ギンガナム(シャイニングガンダム) アムロを追いつめるも、ブンドル、ギンガナムに乱入され、勝機を逃してしまう。 そのままギンガナムと戦闘になるが、彼には「勇気」が足りなかった。 純粋な力比べに負け、死亡。 ゼクス=マーキス(メディウス・ロクス)/キョウスケ=ナンブ(ビルトファルケン(L)) キョウスケと共に基地の制圧に成功するも、直後に機体制御をAI1に乗っ取られてしまう。 が、メディウス内部からキョウスケをサポート。 オクスタンライフルに撃ち抜かれ死亡するも、その魂は最後まで気高かった。 カズイ=バスカーク(メディウス・ロクス)/キョウスケ=ナンブ(ビルトファルケン(L)) ゼクスの操縦技術をAI1に学習させ、メディウスの制御を奪う。 圧倒的な力でキョウスケを追いつめるが、最後には人の力に破れることとなる。 オクスタンライフルを撃ち込まれ死亡。 マサキ=アンドー(アルトアイゼン)/ガウルン(マスターガンダム) キラたちと共にダイへと戦闘を仕掛ける。 ガウルンと戦闘になり、ボロボロのアルトアイゼンで善戦するも一歩及ばず、コクピットブロックをもぎ取られ死亡。 彼の持っていた小石がある人物の運命を大きく変えることとなる。 ミスマル=ユリカ(無敵戦艦ダイ)/ガウルン(マスターガンダム) Jアーク組と交戦。地盤を崩すという荒技で戦況を一変させたが、その直後にガウルンによってダイの艦橋は大破。 外に投げ出されアキトと再会を果たすも、マスターガンダムに踏まれ圧死。 彼女の死はアキトに多大な影響を及ぼすことになる。 巴武蔵(RX-78ガンダム)/フェステニア=ミューズ(ベルゲルミル) 戦艦三隻総勢14名が入り乱れる大混戦の中、一度は気を失うもフロスト兄弟・ガウルン相手に健闘する。 だが彼は最も信頼していた仲間テニアの姦計に陥る。彼がテニアの裏切りに気づいた瞬間、彼の生は終わりを告げた。 人が良すぎたのが、彼にとって災いしたのかもしれない。 カテジナ・ルース★★(ラーゼフォン)/紫雲統夜(ヴァイサーガ) 水中での休憩中にキョウスケ・カミーユの二人組に見つかり接触する。 誤った情報を与え穏便に事を運び離脱するが、その離脱中に悲劇は起こった。 同じように水中で休んでいた統夜の不意打ちでラーゼフォンは大破し、彼女は火に包まれる。 それでも生きていたのだが、救助中に潰される最期となった。 クルツ・ウェーバー★★(ラーズアングリフ)/ギム=ギンガナム(シャイニングガンダム) ギンガナムと交戦状態に入ったアイビスをフォロー。残弾が少ない中、牽制・狙撃にサポートと戦場を駆け回る。 最後はラキと行動不能に陥ったアイビスを離脱させ、ギンガナム相手にコードATAによる自爆で一人散っていった。 最初から最期まで他人のサポートに奔走するのが、彼の生き様であったといえるだろう。 グラキエース★(ネリー・ブレン)/ギム=ギンガナム(シャイニングガンダム) ギンガナムと交戦中のクルツを見つけ戦闘に割り込む。そしてその戦場に彼女の探し人は存在した。 一時は負の感情に支配されながらもブレンを感じ、ジョシュアを信じ、アイビスとクルツに支えられて彼女は戦い抜く。 しかし、ギンガナムを制しきれずにクルツが自爆。ラキもまたアイビス一人を残して戦地へ赴く。 相打ち覚悟で挑んだ勝負で狙い通り禁止エリアへと跳びギンガナムと共に散っていった。 ギム・ギンガナム★★★★(シャイニングガンダム)/グラキエース(ネリー・ブレン) ブンドルと共に訪れた中央市街地でアイビスに襲われ、そのままクルツ・アイビスとの戦闘状態に入る。 途中さらにラキが加わり苦戦を強いられるも、満足の行く戦いにヒートアップ。テンションが最高潮に達する。 そして、突き上げる衝動のままに二機のブレンを圧倒。ヒメ・ブレンを仕留め、クルツの自爆にも耐え抜いてみせた。 しかし、ラキとの一騎打ちの末、禁止エリアへと追いやられ死んでいく。最後の最後までギンガナムらしい暴れっぷりであったと言えるだろう。 <<第二回目の放送で上記20名(+その他生死不明1名)の死亡が伝達>> ジョナサン・グレーン★(真ゲッター)/紫雲統夜(ヴァイサーガ) ガロードとの合流待ちの間に統夜に見つかり、これに襲われる。 一度は動きを読まれ敗れるも救援に駆けつけたガロードのピンチに復活。真ゲッター2を乗りこなし決死の攻勢に出るも遅すぎた。 既に致命傷を負っていたジョナサンは最後の攻撃に出る。だが命届かず燃え尽き散っていった。 最終目標であるクインシィの生還はガロードに託されたが、それが果たされる日は来るのだろうか。 ベガ(月のローズセラヴィー)/バーナード=ワイズマン(メディウス・ロクス) 第二回放送直後、我を失ったカミーユを心配し気にかけるも罵声を浴びせられることになる。 そのときに受けた言葉に苦悩するもカミーユを人として正しい方向へ導きたいという想いを胸に再度前を向いて立ち上がる。 しかし、その言葉はカミーユに届かずバーニィの仕掛けた攻撃によって基地と共に最期を迎えることとなった。 常に集団全体のことを考え、一人一人を気遣い、板ばさみに会いながらも前を向き続けた彼女はやはり強い母であったのかもしれない。 <<第三回目の放送で上記2名の死亡が伝達予定>> 以上、死者の説明を終わりますの。 生存者編 ●小隊(最新エピソード時の場所と時刻)状況コメント ・『生存者名(搭乗機)タイプ分け』備考&一口コメント 自衛協力型(自衛はするが友好的。対マーダー予備軍) 無差別型(見敵必殺・問答無用) 猫被り型(友好的に見えるが、攻撃の機会を狙っている) 策士型(知略戦で漁夫の利狙い。攻撃は最終手段) 対マーダー(マーダーは攻撃。他には協力的) 自衛戦闘型(敵対するなら相手を殺す気あり) 協力暴走型(基本は自衛協力的だが、状況によって暴走してしまう) 平和解決型(攻撃されても話し合いで解決したい) ●アイビス(D-3/二日目5 30) 精一杯生き抜くことを目標に動き始める。 アイビス・ダグラス(ネリー・ブレン) 自衛戦闘型 ジョシュアの仇であるギンガナムを急襲。ラキ・クルツを巻き込んだ混戦となる。 その激闘の中でヒメ・ブレンが倒れ、クルツが死に、ラキが散り、一人生き残る結果となった。 そして、死んでいった者たちに立ち止まらないことを誓い、彼女は前に歩き始めた。 現在のところただ一人第二回放送後の登場がないため、その足取りが気になる。 ●カミーユ(G-6/二日目6 35) G-6基地の壊滅で辛くも生き残るもベガの死による衝撃は大きい。 カミーユ・ビダン(VF-22S・SボーゲルⅡ)自衛協力型 Zガンダムと同じ可変機のバルキリーに搭乗。 本人の操縦センスと相まってその戦力が期待されているが、VF-22の機体状態は現在不明。 放送でシャアの死亡を知り、湧き上がる感情を生のままベガにぶつけた。結果、後味の悪い別れを味わう。 ユーゼスの非人道的な行いを嫌悪し、バーニィの理不尽な行いによるベガの死に激怒している。 ●キョウスケ&アキト(G-6/二日目6 35) 互いに似通ったもの感じつつも保護と利用と言う反する関係を築く。 キョウスケ・ナンブ★★★(ビルトファルケン(L))自衛協力型 エクセレンを殺されたにも関わらずマーダー化せず、打倒主催者とアルフィミィの開放を目指す。 またアインストの情報を持っている貴重な人物でもある。 ユリカを失ったアキトと自身を重ね合わせ、彼を保護するために基地の帰還を大幅に遅らせた。 現在、基地を壊滅させたバーニィ&メディウスとの因縁にケリをるけるべく機体を走らせている。 テンカワ・アキト★(アルトアイゼン)無差別型 ユリカの蘇生を目指し、マーダーに転向。 ボソンジャンプの使用が首輪爆破条件に追加されたが、ぼろぼろの身体でも戦闘が可能になる薬を所持。 しかし、その薬の正体にはまだ気づいてはいない。 キョウスケに保護されているが、アキトとしては似たものを感じつつも彼を利用するつもりである。 よって戦闘の流れ次第でG-6基地の混戦にどのような影響を及ぼしてくるのか非常に楽しみだ。 ●ユーゼス(G-6/二日目6 35) 自身が生き残ることに絶対の自信を持ちG-6基地の戦闘を静観している。 ユーゼス・ゴッツォ(なし)自衛戦闘型 スパロワで主催者なのは伊達ではなく、アインストの力を手に入れようと画策中。 G-6基地で首輪の解析に着手し未知の技術に振り回されながらも地道に解析を続けているようだ。 また手塩にかけて育てていたAI1を掻っ攫われ、バーニィに交渉を蹴られたのに妙に自信満々である。 DG細胞感染済みの首輪は盗まれたがDG細胞のサンプルという爆弾を依然かかえ続けているのも私だ。 ●バーニィ(G-6/二日目6 35) 帰りたい。ただひたすらに帰りたい。 バーナード・ワイズマン★★(なし)無差別型 ユーゼスの交渉を蹴り、メディウスを手に入れ、基地を壊滅状態に追い込んだ。 しかし、メディウスのMSとは比にならない攻撃力を怖れ嫌悪している。 だがそれでも帰りたいが為にその力を行使せざる得ない自分を感じ、苦悩を深めている。 その結果、自分を止めてくれる力を求め通信機のスイッチを入れた。 ●キラ(E-2/二日目6 55) ナデシコ組との話し合いを目的に動き出す。 キラ・ヤマト(Jアーク)対マーダー型 ラクスの墓を見つけ放送でアスランの死を知り心が混乱の極みに一度は達した。 しかし、ロジャーに諌められ、ソシエに慰められ、前向きに立ち上がることに成功する。 現在はロジャーにナデシコ組との会談を依頼し、一人でも多くの人間を集めるために動き出す。 彼の勇気にJアークが答える日は来るのだろうか。 ●ロジャー&ソシエ(E-4/二日目6 55) Jアークとガイ(アキト)の足取りを求めてD-7市街地を目指す。 ロジャー・スミス(騎士凰牙)平和解決型 D-7の交戦後、Jアークに押しかけたがキラの依頼を機に別行動を取る。 受けた依頼はJアーク組とナデシコ組の会談。そのお膳立ての為にナデシコを探して現在移動中。 しかし、ちゃっかり潜り込んでいたソシエに振り回され気味である。 実はこのネゴシエイター、関わった人間の死亡率が高すぎる。 ソシエ・ハイム(なし)自衛協力型 放送後落ち込むキラを慰め、またどうせ人を集めるのなら多いほうがいいと提案した。 ついでに予備のギアコマンダーとロジャーの腕時計を巻き上げたりもしている。 そして、ちゃっかり凰牙に潜り込みロジャーと行動を共にする。 データウェポンが会場に散らばっておりギアコマンダーを持っている為、契約する可能性もゼロではない。 ●シャギア&比瑪&甲児&バサラ(C-8/二日目7 15) ガロードとクインシィという因縁深い相手とついに遭遇。 シャギア・フロスト(ヴァイクラン)自衛戦闘型 オルバと共に生き残るためにゲームには乗らない。ただし、他人は容赦なく利用する。 コスモの頭部を潰すことで首輪を手に入れたが、潰したことは現在甲児達には隠している。 威厳失墜しまくりな兄であるが、統夜を艦砲射撃で退けるなどの活躍で最低限の威厳は保てて……いない。 ガロードとの接触を果たしたため両者の関係が今後どう作用してくるかが見もの。 兜甲児(旧ザク)自衛協力型 熱血単純な主人公。フロスト兄弟の所為で裏切られフラグを持っているが、意外とシャギアと仲が良い。 甲板に新たに係留された旧ザクをもしかして使う気かと思ってたら本当に使った。 しかし、その方法は通信の中継ぎである。 他の二者がガロード・クインシィ組と因縁持ちなので、信頼関係を得られるかどうかは彼の双肩にかかっている。 宇都宮比瑪(ナデシコ)平和解決型 甲児が旧ザクを持ち出したため、ナデシコを現在一人で動かしている。 戦闘を嫌い、出来る限り話し合いで解決したいと思っている様子。 テニアを信頼し、彼女の身を案じている。 探していたクインシィとの接触がどのような結果になるのか非常に楽しみである。 熱気バサラ(プロトガーランド) 壊れたプロトガーランドから発見され、現在はナデシコの医務室に安置されている。 意識がはっきりとしない状態でフロスト兄弟の会話を聞いており、今後どう作用してくるかが見もの。 ただし、現在は喉を潰しており、歌はおろか話すことさえままならない。 当分起きなさそうなどころか下手すればもう二度と起きてこないような雰囲気さえ漂いはじめている。 ●ガロード&クインシィ(C-8/二日目7 15) ジョナサンを失い、その戦闘で割り込んできたナデシコ組と接触。 ガロード・ラン(ストレーガ)自衛協力型 機体が不調を起こしたアムロに先行してクインシィ達の救援に駆けつけ、統夜と戦闘を繰り広げる。 その中で追い込まれるもジョナサンの決死の反撃と宿敵シャギア=フロストの助勢に助けられ事なきを得る。 しかし、まだ落ち着いた話し合いを持てていないので信頼に至っている可能性は低いと言える。 年上の女性に振り回されやすい性質なので、クインシィが気を取り戻したとき苦労する様子がどうにも目に浮かぶ。 クインシィ・イッサー(真ゲッター)協力暴走型 ジョナサンに最後の一人を目指せと言われたがこれを拒み、ガロードと共に帰る道を選択した。 その後、襲い掛かってきた統夜と戦闘となり、劣勢を強いられるもガロードによって助けられる。 さらにジョナサンの決死の反撃で統夜を追い込むも自身はその強烈なGにより気絶。ジョナサンを失う。 現在は気絶中であるが比瑪の集団との接触が起こっているため、目が覚めたときに一悶着ありそうである。 ●オルバ&テニア(C-7/二日目7 30) 互いが互いを信用してないが一先ず表面上の関係は良好のようだ。 オルバ・フロスト(ディバリウム)自衛戦闘型。 兄を裏切った弟の機体に乗せられるも兄弟間の信頼度NO.1である。 MAP兵器持ちであり合体も可能なので強力な機体を運用する。 シャギアと共に生き残るためにゲームには乗らない。ただし、他人は容赦なく利用する。 自重しない兄の奇行に頭を悩ませているが、きっと深い考えがあってのことなのだろうと一応は信頼している。 フェステニア・ミューズ★★★(ベルゲルミル(ウルズ機))猫被り型 彼女自身の戦闘能力は高くはないが猫被りマーダーとしての器量に期待できる。 武蔵の殺害に成功し、D-7の修羅場を潜り抜け、ナデシコに取り入ることにも成功した。 現在は別行動中で共にしているオルバに取り入ろうとしているが、その裏で本隊では根も葉もない噂が立ちつつある。 今では統夜を殺す事も今では構わないと感じ、好感を持った比瑪を自分の手で殺そうと思っているようだ。 ●ブンドル(D-8/二日目7 35) 小集団の形成を一つの目標に動いている。 レオナルド・メディチ・ブンドル(サイバスター)自衛協力型 美しいサイバスターを駆り、会場の脱出手段に当たりを付け、対主催者のため首輪解除の情報を集めている。 彼ではサイバスターの全能力を引き出せないため相応しい操者を求めカミーユに興味を抱いている。 ガウルンの手によって劣勢を強いられていたアムロを助け、ガウルンを退けた。 現在はアムロと情報交換を経て解散しC-8にいるはずのガロードとその仲間との合流を急いでいる。 ●アムロ(D-8/二日目7 35) ガロードをブンドルに任せ、自身はアイビスを探して南下を始める。 アムロ・レイ(ガンダムF91)自衛協力型 ガロードと乗機を乗り換えガウルンの敵意に一人気づきガロードを逃がし、これと対峙。 戦闘は熾烈を極め追い込まれる場面もあったが、ブンドルの救援によって事なきを得た。 その後はブンドルと情報を交換し分かれることに、彼はアイビス・カミーユとの合流を目的に動き始める。 首輪を手に入れ、技術者としての技能も持っている為、首輪解析に期待がかかる。 ●ガウルン&統夜(C-8/二日目7 50) 命を狙ってもいいという一風変わった協力体制を築く。 ガウルン★★★(マスターガンダム)無差別型 方々で暴れまわり様々な人間にちょっかいを出してロワを満喫している。 直近の戦闘ではマスターガンダムを駆りアムロと渡り合い、その後統夜と同盟関係を結んだ。 またアキトとの再戦、統夜の才能の開花を楽しみにもしている。 しかしこの男、一体いくつの因縁を作り上げれば気が済むのか……。 紫雲統夜★★(ヴァイサーガ)無差別型 未だ心揺れ動くも、迷いを振り払うようにて襲ったジョナサン達を一度は追い込む。 しかし、次々と現れる救援に次第に劣勢となり、シャギアに追い詰められ、辛くもこれを脱する。 だが彼の不運は続く。逃げ延びた地下道で休憩中を襲われガウルンに捉えられ、半ば強引に協力を関係を結ばされる。 その後も襲い掛かっては肩をはずされたりとまさに踏んだり蹴ったりの男である。 ●竜馬(???/???) 生死不明。AI1を介してゲッター線に取り込まれている。 流 竜馬★(大雷凰)無差別型 元の世界に戻り隼人や早乙女博士を殺すためマーダーとなる。 体も機体もぼろぼろの状態で基地にたどり着き、ベガ・ユーゼスと死闘を繰り広げる。 しかし、ユーゼスの駆るメディウス・ロクスに一歩及ばずその身はAI1を経てゲッター線に吸収されることとなった。 現在状況が全くの不明。主催者サイドであるアルフィミィでさえも死亡したものと思い込んでいる。 以上、時系列順に二十二名の紹介と状況説明を終わりますの。
https://w.atwiki.jp/srwbr2nd/pages/241.html
死亡者編 『死亡者名(搭乗機)/殺害者名(搭乗機)』 キャラ辞典より抜粋&コメント なお順番は死亡順 エクセレン=ブロウニング(搭乗機なし)/アインスト=ノイ=レジセイア(搭乗機なし) アインスト=ノイ=レジセイアに最初の見せしめにされ首輪を吹き飛ばされ死亡。 このことによりキョウスケはアインスト達を倒しアルフィミィを解き放ちエクセレンを迎えに行くこと を覚悟する。 メルア=メルナ=メイア(ジム・カスタム)/グ=ランドン・ゴーツ(ラフトクランズ)、流 竜馬(大雷凰) グ=ランドンに機体を串刺しにされ竜馬に機体を爆散されロワ参加者(除くエクセレン)初の死亡者となる。 早々にテニアとの合流を果たすも彼女の目の前で死亡。このことがきっかけでテニアがゲームに 乗ってしまいカティアを殺害、統夜も乗っているので彼女の死は報われない。 グ=ランドン・ゴーツ(ラフトクランズ)/フェステニア・ミューズ(ベルゲルミル) 竜馬の大雷凰に機体をライジングメテオ・インフェルノで真っ二つにされる。 それでも生存していたがテニアを挑発、そのまま彼女に撃ち殺される。 だが彼の言葉は彼女の心に絶望を植えつける。 ラクス=クライン EVA零号機)/ヒイロ=ユイ(レイダーガンダム) EVA零号機を操ってヒイロを追い詰め、説得しようとするも常識外れの攻撃により零号機を破壊され、死亡。 版権作品初の死亡者となる。似た思考の持ち主であるリリーナとは遭遇できなかった。 木戸 丈太郎(クロスボーン・ガンダムX2)/相羽 シンヤ(搭乗機なし) 知恵と技術でサイコガンダムを撃破するものの、相羽シンヤがテッカマンに変身できるとは見抜けず、 PSYボルテッカにてコクピットブロックごと蒸発させられる。 彼が放送で名を呼ばれてもたいして影響がないことも考えると可哀想な死に様である。 神名綾人(アルトロンガンダム)/テンカワ・アキト(YF-21) ロジャーとリリーナを奇襲するも、割り込まれたアキトにマーダーとみなされコクピットに拳を 打ち込まれ死亡。だが、彼との戦闘で凰牙のENがなくなったためリリーナの死にも関与している。 カティア・グリニャール(VF22S・Sボーゲル2F)/フェステニア・ミューズ(ベルゲルミル) テニアと再開するも、すでに彼女はゲームに乗っており絞殺される。テッカマンに殺られたキッドを 除けば当ロワで生身で殺られた人、第一号である。なお、友人に殺されるという最後をとげた一番欝な 死に方である。 ジョシュア・ラドクリフ(クインシィ・グランチャー)/ギム・ギンガナム(シャイニングガンダム) アイビスと行動中に統夜に御大将を擦り付けられる。そのまま戦闘中にクインシィに邪魔され シャイニングフィンガーを喰らい機体が大破、アイビスと共に逃げるものの既に彼は爆死していた。 なお、彼の死はラキに影響を与えるため彼女の今後が心配である。 リリーナ・ドーリアン(セルブースターヴァルハラ)/相羽 シンヤ(搭乗機なし) 機体をばらばらにされ連れ攫われテッカマンにコックピットの ハッチをこじ開けられ首を跳ね飛ばされる。 おとなしく凰牙にENを供給していればもっと違った展開が待っていたかもしれない。 <<第一回目の放送で上記9名の死亡が伝達予定>> 以上死者の説明を終わりますの。 生存者編 『血に飢えた獣達の晩餐』まで ●小隊(最新エピソード時の場所と時刻)状況コメント ・『生存者名(搭乗機)タイプ分け』備考&一口コメント 自衛協力型(自衛はするが友好的。対マーダー予備軍) 無差別型(見敵必殺・問答無用) 猫被り型(友好的に見えるが、攻撃の機会を狙っている) 策士型(知略戦で漁夫の利狙い。攻撃は最終手段) 対マーダー(マーダーは攻撃。他には協力的) 自衛戦闘型(敵対するなら相手を殺す気あり) 協力暴走型(基本は自衛協力的だが、状況によって暴走してしまう) 平和解決型(攻撃されても話し合いで解決したい) ●ジョナサン&キラ(B-4/初日12 55) 現在東北東に進路を取り知り合いを探すため移動中。一番進行が遅れている。 ジョナサン・グレーン(Jアーク)自衛戦闘型 キラと共にクインシィを探すため自衛戦闘型。ただし、彼女が死んだ場合はマーダー化するつもりである。 Jアークを支給されるも勇気が足りないためフュージョン不可能。宝の持ち腐れである。 キラ・ヤマト(ガンダムF-91)平和解決型 F91という相性の良い当たり機体を引く、このロワの平和的解決を望んでいるが、 ラクスが死んでいるため彼が放送後どうなるかは不明。 ●ゴステロ(E-4/初日14 30) ユーゼス&ベガに手痛い敗北を受け逃走中。 ゴステロ(スターガオガイガー)無差別型 力任せの利く当たり機体であるガオガイガーを支給されるもゼクス組、ユーゼス組に退けられる。 サラマンダー化しつつあり、損傷もあるためマーダーとしては期待はできないか? ●シャギア&オルバ&比瑪&甲児(D-3/初日16 00) フロスト兄弟は比瑪と甲児を利用する気である。現在は穏やかである。 シャギア・フロスト(ヴァイクラン)自衛戦闘型 サルファの中ボス機であり単機でも高い戦闘能力を持っている。ディバリウムと合体しガドル・ヴァイクランとなる ことが可能。オルバと共に生き残るためにゲームには乗らない。ただし、他人は容赦なく利用する。 オルバ・フロスト(ディバリウム)自衛戦闘型。 兄を裏切った弟の機体に乗せられるも兄弟間の信頼度NO.1である。MAP兵器持ちであり合体も可能なので 強力な機体を運用する。シャギアと共に生き残るためにゲームには乗らない。ただし、他人は容赦なく利用する。 兜甲児(ナデシコ)自衛協力型 熱血単純な主人公。フロスト兄弟の所為で裏切られフラグを持っている。ナデシコでは実力を発揮できない。 宇都宮比瑪(ぺガス)平和解決型 とりあえず、生き残るならナデシコのオペレーターをやるのが無難。 ●アスラン&ヒイロ&九鬼(F-6 /初日16 00) 信頼度0な面子。放送後は全員が知り合いを呼ばれる。 アスラン・ザラ(ファルゲンマッフ)自衛戦闘型 ファルゲンマッフは悪い機体ではなく彼の腕も良い。 だが、ナチュラルへの不信感がつのり、キラにニコルを殺され、ラクスが死んだ今 彼の今後はどうなるかは不明。 ヒイロ・ユイ★(レイダーガンダム)猫被り型 腕も機体も良い、だがEN切れである。リリーナを殺すつもりであるがすでに彼女は死んでいる。 ちなみに彼がラクスを殺した。 九鬼正義(ドラグナー2型カスタム)猫被り型 司令官なので直接戦闘は苦手、知恵を使って生き残るつもり。 放送では綾人が呼ばれる。 ●キョウスケ&ユーゼス&ベガ初日(D-4 /初日16 00) 信頼度はまあまあな面子。一番対主催フラグが揃っている?アルトアイゼンはキョウスケの機体。 キョウスケ・ナンブ(ビルトファルケン(L))自衛協力型 エクセレンを殺されたにも関わらずマーダー化せず、打倒主催者とアルフィミィの開放を目指す。 ビルトファルケン(L)は分の悪い機体である。 ユーゼス・ゴッツォ(アルトアイゼン)自衛戦闘型 スパロワで主催者なのは伊達ではなく、アインストの力を手に入れようと画策中。 周りの人間は協力ではなく利用するつもりである。 ベガ(月のローズセラヴィー)自衛協力型 月のローズセラヴィーを支給されENも満タンなためこの面子では一番攻撃力がある。 ユーゼスのことを信用しているのが彼女にとって吉とでるか凶とでるか。 ●ブンドル(D-5/初日16/45) サイバスターを駆り情報の収集中。 レオナルド・メディチ・ブンドル(サイバスター)自衛協力型 美しいサイバスターを駆り、対主催者のため首輪解除の情報を集めている。 彼ではサイバスターの全能力を引き出せないが機動力もあり腕も良いので単独でも大丈夫。 ●マサキ&シロ&クロ(D-5/初日16 45) サイバスターを追いかけている。だが、彼がサイバスターに追いつける可能性は0である。 マサキ・アンドー(百式)自衛協力型 方向音痴なのでサイバスターには追いつけない。不思議系の機体と他の参加者と共に行動することで やっと戦力になる。 シロ&クロ(百式)自衛協力型 マサキのオプション。彼らがいてもマサキの方向音痴は変わらない。 マサキが死ぬと彼らは消滅する運命である。 ●カミーユ&ゼクス&カズイ(D-5/初日16 45) D-4の補給ポイントに向っている、マサキを連れ戻す予定。カズイが爆弾、ゼクスは放送後どうなるか。 ゼクス・マーキス(メディウス・ロクス)自衛協力型 エースパイロットであり機体もトールギスと性能が酷似しているので生き残るのはそう難しくはない。 だが、放送で最愛の妹が呼ばれたり、カズイを後ろに乗せていることも考えるとどうなるかは不明。 カズイ・バスカーク(メディウス・ロクス)猫被り型 彼単独ではマーダーに刈られるだけ。だが、AI1の存在に気付いているので大惨事を巻き起こす可能性あり。 カミーユ・ビダン(メリクリウス)自衛協力型 彼のパイロットとしての腕もよく防御一辺倒だがメリクリウスは悪い機体ではない。 だが、MK-ⅡやZとまったく違う性能の機体なので全力を出せるかどうか。 ●孫光龍(A-8/初日17 00) コーヒブレイク中。単独での行動は不可能か? 孫光龍(レプラカーン)無差別型 機体の損傷もあり、レプラカーン(ハイパー化フラグ)なので生き残れる可能性が低いと思われたが 現在は行動不能でコーヒブレイク中なのでしぶとく生き残りそうである。 ●アムロ&シャア(H-2/初日17 00) トップエース二人組み。ただしシャアが機体を手に入れればの話。 アムロ・レイ(VF-1Jバルキリー(ミリア機))自衛協力型 エースパイロット、機体も悪くはない(ただし赤い)。 現在は足手まといのシャアと共に仲間探しと首輪解除のために漫才をしながらH-2に留まっている。 シャア・アズナブル(核ミサイル)自衛協力型 核ミサイルが機体なのでアムロを脅して自分を守らせている。 ●ラキ&エイジ(A-2/初日17 00) ジョシュアを探して自分勝手に動くラキにエイジは振り回されている。ジョシュアの死がラキにどう影響を 与えるかは不明。 グラキエース(ネリー・ブレン)自衛戦闘型 ジョシュアが死んだため彼女が暴走する可能性大。 アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ(フォルテギガス)自衛協力型 ラキに振り回されるわ、クルツには気を許せないわ、苦労人属性が板についている。 とりあえずクルツよりもラキに気をつけた方がよい。 ●クルツ(A-2/初日17 00) ラキ達と同盟を組み追いかけている。だが、彼はいざとなったらゲームに乗るつもりである。 クルツ・ウェーバー(ラーズアングリフ)猫被り型 射撃特化と思われるラーズアングリフを支給され、どんな手段を使っても生き残ることを覚悟する。 現在はラキに振り回され微妙にへたれてる。だが、裏では爪を研いでいる。 ●テニア★★(D-6/初日17 10) 統夜と結ばれるためゲームに乗る。カティアを殺害し、ムサシを利用するつもりである。 フェステニア・ミューズ(ベルゲルミル(ウルズ機))猫被り型 彼女自身の戦闘能力は高くはないが猫被りマーダーとしての器量に期待できる。 ●ムサシ(D-6/初日17 10)自衛協力型 テニアとカティアを二人きりにして偵察中。だが悲劇をまだ知らない。 巴武蔵(RX-78ガンダム) 彼はテニアの涙に騙され利用される運命である。ガンダムだけど強くはないので生き残るのは絶望的。 ●カテジナ(B-5/初日17 20)自衛戦闘型 バサラからラーゼフォンを奪い取り逃走中。 カテジナ・ルース(ラーゼフォン) 運良くバサラに隙ができたので機体を強奪。そのまま逃亡する 強化人間の性質がラーゼフォンにどのような影響を与えるかは不明。 ●コスモ(B-5/初日17 20)自衛協力型 現在カテジナを追いかけている。追いつけるかどうかは不明。 ユウキ・コスモ(ジガンスクード・ドゥロ) カテ公に利用されただけな人。ENを消耗している。 ●バサラ(B-5/初日17 20)平和解決型 現在カテジナを追いかけている。追いつけるかどうかは不明。彼の歌で戦いを終わらせることは望み薄。 熱気バサラ(プロトガーランド) ガーランドを駆りカテジナを追っている。だが追いつけたとしても相手がカテ公なのでどうにもならない。 ●ギャリソン(B-5/初日17 20)自衛協力型 現在ガウルンと交戦中。 ギャリソン時田(ガンダムレオパルドデストロイ) レオパルドは弾薬を消耗しているもギャリソンさんほどの腕があればなんとかなるかもしれない。 ●ガウルン(B-5/初日17 20)無差別型 現在ギャリソンと交戦中。DG細胞の影響はどうなるかは不明。 ガウルン(マスターガンダム) 強格闘専用機体を支給されるも、己の持病のせいで全力を発揮できない。 だが、DG細胞によっては最凶マーダーに化ける可能性あり。 ●バーニィ(G-6/初日17 40)無差別型 モンシアとの戦闘を辛くも制し機体の整備をおこなうために移動中。 バーナード・ワイズマン(ブラックゲッター) ブラックゲッターの損傷が激しく彼の腕もよくはないので生き残れる可能性は低いと思われる。 だが、NT-1戦での奇跡を考えるとどう転ぶか分からない。 ●モンシア(G-6/初日17 40)自衛戦闘型 バーニィに撃破されるもなんとか生存。だが、機体は大破し、自身も負傷もしているので生存は絶望的か? ベルナルド・モンシア(ガンダムヘビーアームズ改) 彼の運命は彼と最初に接触した人物に委ねられる。 ●シンヤ★★(D-8/初日17 40)無差別型 リリーナを殺害し、食料を食べている。 相羽 シンヤ(搭乗機なし) 機体はないがテッカマンなの食料問題さえなんとかできれば強マーダーである。 高い戦闘力と体格の小ささで周りを引っ掻き回してほしい。 ●ロジャー(D-7/初日17 40)平和解決型 リリーナを救出するつもりである。だが、彼女はすでに死んでいる。 ロジャー・スミス(騎士凰牙) ロジャーは格闘技能があるので凰牙とは相性は悪くない。 だが現在EN満タンではあるが損傷が激しくシンヤに接近中なので生存確率は低いか? ●ユリカ(D-7/初日17 40)自衛協力型 現在は補給ポイントで一人、ガイ(アキト)を待っている。 ミスマル・ユリカ(無敵戦艦ダイ) 現在はロジャーを見送りガイ(アキト)の生存を信じ、帰りを待っている。 無敵戦艦ダイなのでしばらくはなんとかなるか? ●リョウ(B-6/初日17 40)無差別型 アキトに吹き飛ばされてぼろぼろの状態でD-7からB-6に吹き飛ばされる。 流 竜馬(大雷凰) 元の世界に戻り隼人や早乙女博士を殺すためマーダーとなる。現在は体も機体ぼろぼろ。 隼人や武蔵との再会した場合どうなるかは未知数である。 ●統夜(H-1/初日17 45)策士型 ゲームに乗り御大将をジョシュア達に擦り付けて逃走中。知り合いが放送で二人呼ばれる。 紫雲統夜(ヴァイサーガ) 実質彼の所為でジョシュアが死んだ。このまま外道街道を進んでほしい。 良機体でもあるのでそこそこ生き残れるであろう。 ●アイビス(H-2/初日17 45)自衛戦闘型 なんとか御大将から逃げ切るもジョシュアが死に茫然自失中。 アイビス・ダグラス(ヒメ・ブレン) 欝ビスから脱却できるかが彼女にとっては生死を分ける。 ●ギンガナム★(A-2/初日17 45)無差別型 気力135。ジョシュアを倒し。気分高揚中。 ギム・ギンガナム(シャイニングガンダム) 右腕が千切れ、ENが空だが補給ポイントを見つければ復活は可能。 このままいろんな人に喧嘩を売りシャイニングフィンガーで撃破して行ってほしい。 ●クインシィ&ガロード(B-1/初日17 45) 協調性0のクインシィがガロードを振り回している。ゲットマシンなので非力なチーム。 クインシィ・イッサー(真イーグル号)協力暴走型 協調性0なので苦労人な人物としか組めない? 愛機を目の前で撃墜され怒り心頭中であるが彼女の邪魔も要因なため自業自得である。 ガロード・ラン(真ジャガー号)自衛協力型 クインシィに振り回される。原作でもこんな感じ。 チームワークが必要なゲットマシンに乗っているので彼がティファの元に戻れるのは絶望的か? ●隼人(B-1/初日17 45) 現在は真ベアー号をどうするか悩んでいる。 神 隼人(YF-19)自衛戦闘型 機動力と空戦能力の高いYF-19を支給されるも体調不良のため性能を完全には引き出せない。 腕は悪くはないが生き残る可能性は低い? ●アキト★(A-6/初日17 55)自衛戦闘型 リュウとの戦いを制しユリカの元に戻るため、機体と体がぼろぼろにもかかわらずD-7に移動中。 テンカワ・アキト(YF-21) D-7に戻っている最中ではあるが機体と体の両方がぼろぼろであり、途中に他の参加者もいるため ユリカと再開できるかどうかは不明。 ●ソシエ(A-6/初日17 55)自衛協力型 機体を大破させながらもコーヒーのおかげかなんとか生存。ユリカに見つけてもらえるかが鍵である。 ソシエ・ハイム(機鋼戦士ドスハード) ドスハードをホワイトドールと勘違いしたためか強気に行動して現在に至る、元気だが生身なので 今後どうなるかは不明。 以上、時系列順に四十五名と二匹の紹介と状況説明を終わりますの。 ●機体関係 愛機の大まかな状況 竜馬、隼人、武蔵→真ゲッター(ダメージ蓄積) ヒメ→ヒメ・ブレン(ブレンバー未所持、バイタルジャンプによってEN1/4減少) 甲児→マジンガーZ(装甲にダメージ蓄積・片腕喪失(近くに落ちている)) キョウスケ→アルトアイゼン(左腕損失、ダメージ蓄積 ) ユリカ→ナデシコ(良好) マサキ&シロ&クロ→サイバスター(良好) モンシア→ジム・カスタム(大破) アムロ→RX-78ガンダム(良好) クインシィ→クインシィ・グランチャー(大破(上半身が消失している)) 綾人(死亡)→ラーゼフォン(良好) パイロットのいない運用可能な機体 A-1(マジンガーZ、真・ベアー号) D-6(VF22S・Sボーゲル2F) C-5(旧ザク) 以上で機体関係の説明は終わりますの。
https://w.atwiki.jp/naganu/pages/61.html
問37 甲状腺ホルモン産生阻害作用を示すのはどれか。1つ選べ。 1 チアマゾール 2 オキシトシン 3 プロチレリン 4 クロミフェン 5 ソマトレリン 次の問題
https://w.atwiki.jp/suparobobuast/pages/210.html
名 称 ダンクーガノヴァ 総GP 266 タイプ スーパー 【能力値】 能力名 数値 消費GP 最大HP 22 33GP 最大EN 10 30GP 装 甲 13 36GP 運動性 11 30GP 近距離攻撃 13 38GP 遠距離攻撃 13 43GP 【ユニット特性】 名前 消費 サーベル 2 専用機 1 スタイルモーション 10 獣魂 10 精神論システム 20 【近距離攻撃】 【基本攻撃力: 】【基本命中: 】 名前 命中 攻撃 OP GP ゴッドパウンド ブーストノヴァナックル 長距離格闘 3 断空剣 気力兵器 5 【遠距離武装】 【基本攻撃力: 】【基本命中: 】 名前 命中 攻撃 OP GP ミサイルデトネイター 断空砲 チャージ2(EN2消費) 6 【必殺兵器】 名前 命中 攻撃 距離 気力 EN OP GP 【設定】 『獣装機攻ダンクーガノヴァ』に登場する、4体のヴァリアブル・ビースト・マシン(以降VBM)が超獣合神した姿。合体パターンは初代ダンクーガ同様、ノヴァイーグルが頭部、ノヴァエレファントが胴体、ノヴァライガーとノヴァライノスがそれぞれ右足、左足となる。合神や必殺技は葵の掛け声によって発動する。
https://w.atwiki.jp/srwbr2nd/pages/107.html
テニア日誌 ◆Nr7qwL8XuU みなさん、こんばんわ。 フェステニア=ミューズです。気軽にテニアって呼んでね。 この殺し合いが始まって早くも6時間がたって、さっき最初の放送がながれました。 それをアタシはムサシの傍で一人一人読み上げられていく名前をじっと聞いてた。 さも悲劇のヒロインのように涙を流して・・・。心の中では笑ってたんだけどさ。 特に優勝のご褒美の話を聞いたときは笑いを堪えるのがホント大変だった。 っと、いけない。みんな、どこまでアタシの行動知ってたっけ? ああ、そうそう。カティアをくびり殺したところまでだったね。 わかった!じゃあ、そこからアタシの話をしてあげる。 カティアの首を絞めて殺したあの後、アタシは悩んでたんだ。 ムサシを騙すのに声をあげて大泣きしてみせるのがいいか。 それとも声をかみ殺して、肩を震わせて、必死に涙をこらえるように健気に泣くのがいいか。 茫然自失で涙も出ないっていうのもいいかもね。 一番目が私らしいってのは分かってるんだ。けど、二番目も三番目も捨てがたくて・・・・・・どうせならやってみたいじゃない、迫真の演技ってやつを。 で、実際にカティアの死体を見たらどんな気持ちになるかな~って思って、もう一回見てみたんだったっけ。 そしたらね。見つけたんだ、とってもいいものを。 ねぇ、何を見つけたと思う? 首輪よ。首輪! そりゃアタシには首輪をどうこうする力はないけどさ。欲しがる人はいると思うんだよね。 さっきはそんなことにも気づかないなんて、よっぽど動転してたんだなぁ~。 まっ、そういうわけでカティアの首を切り落とすことにしたの。チョッキンって。 でも結構慌てたなぁ~。だって時計を見たらもう5時15分。ムサシが帰ってくるまであと15分もなかったんだもん。 その間に首落として、ムサシにばれないようにお墓つくらなきゃならないんだから。 そりゃ、誰だってあせるもんじゃない? それで、慌ててあたりを見回したんだけどなかったんだ。首を斬りおとせるようなものがなにも。 探しても探してもなにも見つからなくて。残念だけどもう首輪はあきらめなきゃって思い始めた頃気づいたんだ。 人一人埋める穴ってけっこう大きくて深いよね?だったらスコップもないんだから、それを人の力で掘るより機体で掘るのが普通じゃない? で、機体動かすのに不自然がないんだったら・・・うん。死体の首も機体でひきちぎっちゃえばいいじゃん。もちろんすぐに実行。 でもね。残念なことに思い通りにいかなかったんだな。機体の力入れすぎて潰れちゃった、頭が。 首輪は無事ですんだからよかったけど、あれはちょっとあせったな。 熟れすぎたトマトが潰れたみたいになっちゃって・・・・・・当分はトマトなんて見るだけで無理! それから大急ぎで穴を掘って埋めたんだったかな。それでどうにかムサシがかえってくるまでには間に合って、機体から降りてきた彼の胸でオンオン泣いてやったんだ。 ちょっと抵抗あったんだけど、背に腹はかえられなかったんだよね。いつ掘り返すって言い出さないかもうドッキドキだったし。 だからがんばって泣いた。がんばりすぎて目薬が半分になっちゃったけど・・・・・・。 そしたらね。あのお人好しはしばらく痛ましいような顔で立ち尽くしてたんだ。 そして、おっきな石を見つけてきてくれて、それを墓に置いてもう泣くなって慰めてくれたんだ。 ホント、女の涙って便利。 これでここまでの話はお終い。 今はさっき放送が流れて・・・・・・って、これは話したんだったっけ? でも、統夜の名前が放送に流れなかったのが・・・ちょっとね・・・・・・複雑。 そうそう、カティアの首輪。今ポケットに入っているんだけど・・・・・・あっ、血糊はちゃんと拭いといたよ。 あれって今までよく見てなかったから気づかなかったけど、デザインがすっごい不気味。 なんていうんだろ?機械と生き物の間みたいなちょっと変な素材で出来ていて紅い宝石みたいのがはめ込まれているんだけれど・・・なんか禍々しいんだ・・・・・・。 あちゃ~、あのお人好しが放送のせいで肩落としちゃってる。 大男の肝は意外と小さいってのは本当なんだ。ああ、あいつは太ってるだけか・・・。 あ~あ、今度はアタシが慰める番か・・・・・・面倒臭っ! でも、あいつにはボロボロになるまでがんばって守ってもらわなくちゃ困るのよ。 だから、しゃあないよね。 そういうわけでちょっと慰めに行ってくる。 それじゃ、みんな!またね。 【フェステニア・ミューズ 搭乗機体:ベルゲルミル(ウルズ機)(バンプレストオリジナル) パイロット状況:非常に不安定 機体状況:良好 現在位置:D-6岩山の麓 第一行動方針:ムサシを慰める 第二行動方針:とりあえずムサシについていく 第三行動方針:参加者の殺害 最終行動方針:優勝 備考1:武蔵もいずれ殺す気です 備考2:首輪を所持】 【巴武蔵 搭乗機体:RX-78ガンダム(機動戦士ガンダム) パイロット状態:死者の多さに気持ちが沈んでる 機体状況:良好 オプションとしてハイパーハンマーを装備 現在位置:D-6岩山の麓 第一行動方針:統夜を探し協力してもらう 第二行動方針:無敵戦艦ダイ打倒の為に信頼できる仲間を集める 最終行動方針:主催者を倒しゲームを止める 備考:テニアのことはほとんど警戒していません】 【初日 18 05】 BACK NEXT 殺し合い 投下順 依頼主死すとも依頼は死なず 第一回放送 時系列順 依頼主死すとも依頼は死なず BACK NEXT 堕ちた少女 テニア もしも、その時は 堕ちた少女 ムサシ もしも、その時は
https://w.atwiki.jp/srwbr2nd/pages/296.html
御転婆お嬢様は飛んでいる。 301 「嘘…10人も人が死んだの?」 ソシエは放送を聞き驚愕する。付近で戦闘が行われていたことは知ってはいたが、まさかそんなことに なっているとは思いもせず、呆然とその場に立ち尽くすばかりである。 『…は進入禁止となりますの。 進入すると首輪が起動するので注意することですの』 そのため、彼女は幸か不幸か放送の内容をほとんど聞き逃してしまった。 (いけない!もしここが禁止エリアだったら最悪じゃないの) 機体がないので徒歩で移動するならばすぐに移動するべきであるが移動した先が安全である保障などどこにもない。 そんな自分を取り巻く状況に戸惑っていると地響きと共に轟音が聞こえ、その方角を睨んでいると そこから巨大なトカゲのようなものがやって来た。 慌ててホワイトドールの中へ戻ろうとしたが、機体が動かないことを思い出し手近な建物の中に 隠れる。そうしていると大トカゲがホワイトドールの手前で止まった。 「お~いそこの人!何しているんですか?」 なんとなく脱力感が漂ってくる女性の声が聞こえた。 だが、通信機が故障しており機体には乗っていないソシエには問いかけに答えることはできない。 「乗っているですか?乗っていないんですか?答えてください。 ……仕方ないですね。そっちがその気ならこっちはこうです」 ソシエが黙って成り行きを見守っていると突然片方の首がホワイトドールに齧り付く。 「ッこら!ホワイトドールを食べるな!!!」 思わず飛び出す。そんな彼女をもう片方の首が睨む。 (しまった!!いくらなんでも生身であんな化け物に勝てるわけがないじゃないの) 失態を理解し、襲ってくるであろう衝撃に目を閉じ身を硬くする。 そして、ソシエの脳裏にこれまで人生が次々に浮かんでいく。 (ロラン、あたしがいなくなってもしっかり姉さんを守ってよ) だが、予想していた衝撃は襲ってこず、代わりとばかりに女性の声が発せられる。 「ナデシコ艦長ミスマル・ユリカで~す! ・・・ぶいっ!」 ソシエは恐る恐る顔を上げる。そこには変わらずに巨大トカゲ睨んでいた。 「な、な、な、なによ!食べきゃ食べればいいじゃない!!」 「え~!?私は女の子を食べる趣味はありませんよ。あ!アキトの料理なら食べたいですけど。 でも、どうせならアキトを食べたいな~♪むしろ私をアキトが食べて。な~んちゃって♪」 「……で!あなたは殺し合いに乗っていないの!?それとも乗っているの!?」 「乗っていませんよ♪あ!あなたもそうなら機体に乗ってくれませんか?」 何か胡散臭いものを感じたが選択肢はないも同然な状況なのでとりあえず機体に乗り込む。 「シートベルトは締めましたか?」 「締めたわよ」 「ならイキますよ」 (行きますってどこへ?) 頭に疑問が浮かんだが時すでに遅くダイがホワイトドールを銜えあげ甲板に放りこむ。 「ちょっとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」 だが、ソシエにとっては堪ったことではなく叫び声を上げることしかできない。 そのままホワイトドールは轟音をたてて甲板に滑り込み事前に張ってあったネットに引っかかる。 その衝撃であっさりとソシエは気絶してしまった。 「お~い!大丈夫ですか?」 だが返事もなければ機体から降りてくる素振りもない。 「ちょっと失敗しちゃったかな?」 ユリカは白い機体を戦艦に放り込んだがその勢いが予想以上に大きかったために中のパイロットの身を 案じていた。幸い不調の可能性のあるYF-21を迎えるために張ってあったネットに引っ掛かったため 衝撃は吸収され格納庫に直撃、爆発、炎上、誘爆という事態はさけられたが久々の大ポカのためひたすら 落ち込みたくなる。 だが、そんな暇もないのでとりあえずは現状で優先的に片付けなければいけないことを思索する。 まずは、あの機体を甲板から撤去することから始めることにする。幸いにして作業ロボットが積み込 まれてあったので先に積み込んだ緑の機体のように格納庫の奥にでも放り込むことは可能である。 次はネットを張りなおすことだが、これも艦橋から操作できるため問題ではない。 一番の問題は白い機体に乗っているパイロットの扱いである。人間があっさり嘘をつけることは 蜥蜴戦争で嫌と言うほど経験してきたのでいまいち彼女のことを信用できないのだ。 それに先刻の放送のこともある。知り合いの名前やガイという名もテンカワ・アキトという名も 呼ばれはしなかったが仮にもしアキトの名前が呼ばれていたら自分は平静を保つどころか主催者達の言葉を 鵜呑みにしてゲームに乗るという選択しを選ばずにいられる自信などない。 そこまで、考えて頭を振る。 (いけない、いけない、もうちょっと前向きに) この状況では心が折れてしまえば終わりである。なので、あえて楽しいと思うことを口に出す。 「ここから出られたら新婚旅行に行ってルリちゃんの弟か妹を産んで、名前は…う~ん……男の子 ならカイト、女の子ならラピスって付けて、海原雄山って人でもうまい!!!って言うラーメン屋を作って ルリちゃんの結婚式に出かけて可愛い孫を抱っこして……いけない、いけない、前向き過ぎちゃった」 もうちょっと現実的なことを考えてみる。彼女はウリバタケ・セイヤのような機械のプロフェッショナル であり、壊れた機体も道具さえあれば修理でき、しかも首輪の解析も可能な人材であると思い込む。 「なら後は……ガイさんが帰ってくるのを待たないと。 それにロジャーさんやリリーナちゃんと合流できれば人手も戦力も充実するから このまま順調にいけば明後日の新婚旅行にも間に合うしハッピーエンドに向かって一直線間違いなし。 よし!完璧な展開」 リリーナ・ドーリアンの名は先の放送で呼ばれたのが確認できたが自分の目で確認するまでは生存している と考えることにする。ナデシコ時代はそうやって乗り越えて来れたからだ。 とりあえずは、再び補給施設を艦で覆い隠し、白い機体に乗った彼女の元に行き話し合いをしに行く。 【ミスマル・ユリカ 登場機体:無敵戦艦ダイ(ゲッターロボ!) パイロット状態:良好 機体状態:大砲一門破損、左前足損傷、腹部装甲損壊、大砲を一発消費 現在位置:D-7補給施設 第一行動方針:ソシエと話し合い 第二行動方針:ガイ(アキト)の帰りを補給施設で待つ 第三行動方針:補給施設を占拠して仲間を集める 第四行動方針:ガイの顔を見たい 最終行動方針:ゲームからの脱出 備考1:YF-21のパイロットがアキトだと知りませんが、もしかしたらとは思っています アキトの名前はガイだと思っていますが若干の疑問もあります 備考2:ハイパーデンドー電池8本(補給4回分)回収 備考3:ドスハードとアルトロンガンダムは回収してダイに積み込んである】 【ソシエ・ハイム 登場機体:機鋼戦士ドスハード(戦国魔神ゴーショーグン) パイロット状況:気絶 機体状況:だるま(両腕両足損失)(AIは取り外され、コクピットが設置されています) 現在位置:D-7補給施設、ダイに搭載 第一行動方針:新しい機体が欲しい 第二行動方針:仲間を集める 最終行動方針:主催者を倒す】 【神名綾人 登場機体:アルトロンガンダム(新機動戦士ガンダムW EndlessWaLtz) パイロット状態:圧死 機体状態:コクピット破壊、左腕喪失、左半身ボロボロ 現在位置:D-7補給施設、ダイに搭載】 【初日 18 30】 本編90話 追う鬼、追われる鬼
https://w.atwiki.jp/k2727324602/pages/644.html
「スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2」の攻略・その他記録集です。 ネタバレ等については自重しておりませんのでご注意ください。 (画像:スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2) <リンク集> 公式ページ:http //www.suparobo.jp/srw_lineup/srw_og2/index.html Wikipedia:スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2 <作品概要> <◆基本情報> 関連ページ:スーパーロボット大戦 No No.35 発売日 2005年2月3日 ハード GBA 定価 6,090円 開発 バンプレソフト 販売 バンプレスト 時系列前後 (No.34)スーパーロボット大戦GC(No.35)★スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2(No.36)第3次スーパーロボット大戦α OG&OGサーガシリーズ (1-1)スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION(2-1)★スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2(1-2 2-2)スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS(3)スーパーロボット大戦OG外伝(4)第2次スーパーロボット対戦OG(関連)無限のフロンティア(関連)無限のフロンティアEXCEED(関連)魔装機神OG THE LORD OF ELEMENTAL(関連)魔装機神OGⅡ REVELATION OF EVIL GOD <◆バンプレストオリジナル/味方サイド> ※主たる乗り手の明確でない機体についても、便宜上「(汎用)」表記。 地球連邦ATXチームキョウスケ・ナンブ:主人公。 エクセレン・ブロウニング:ヒロイン。 ブルックリン・ラックフィールド クスハ・ミズハ:※実際にはプロジェクトTDに参加(訓練に協力)中 ラミア・ラヴレスアルトアイゼン→アルトアイゼン・リーゼ:キョウスケ機 ヴァイスリッター→ライン・ヴァイスリッター:エクセレン機 アンジュルグ:ラミア機1 ヴァイサーガ:ラミア機2(隠し) ヒュッケバインMkⅡ:ブリット機 グルンガスト弐式:クスハ機 龍虎王&虎龍王:クスハ&ブリット機 SRXチーム&ハガネリュウセイ・ダテ ライディース・F・ブランシュタイン アヤ・コバヤシ ヴィレッタ・バディム マイ・コバヤシ ダイテツ・ミナセ テツヤ・オノデラ エイタ・ナダカ カイ・キタムラ ラトゥーニ・スゥボータ イルムガルト・カザハラR-1:リュウセイ機 R-2パワード:ライ機 R-3パワード:アヤ機 R-GUNパワード:ヴィレッタorマイ機 アルブレード 量産型ゲシュペンストMkⅡ緑:カイ機 ハガネ:ダイテツ艦 オクトパス小隊&ヒリュウ改カチーナ・タラスク タスク・シングウジ レオナ・ガーシュタイン ラッセル・バーグマン レフィーナ・エンフィールド ショーン・ウェブリー ユン・ヒョジン量産型ゲシュペンストMkⅡ赤:カチーナ機 ジガンスクード・ドゥロ:タスク機 ヒリュウ改:レフィーナ艦 プロジェクトTD関係アイビス・ダグラス ツグミ・タカクラ スレイ・プレスティ フィリオ・プレスティ:プロジェクトTD責任者カリオン(アイビス機) カリオン(スレイ機) アステリオン:アイビス機 フェアリオンS:フィリオが調整。ラトゥーニ機 フェアリオンG:フィリオが調整。シャイン機 その他の連邦士官ギリアム・イェーガー リー・リンジュンゲシュペンスト:ギリアム機 シロガネ:リー艦 政治家・連邦政府高官、連邦軍上級将官(汎用軍兵器含む)ブライアン・ミッドグリッド グライエン・グラスマン ニブハル・ムブハル レイカー・ランドルフ:連邦軍極東支部指令 サカエ・タカナカ:連邦軍極東支部副指令 ケネス・ギャレット(汎用)量産型ヒュッケバインMkⅡ (汎用)量産型ゲシュペンストMkⅡ (汎用)ゲシュペンストMkⅡ・R (汎用)ゲシュペンストMkⅡ・S (汎用)ペレグリン (汎用)アルバトロス (汎用)タウゼントフェスラー ハガネ&ヒリュウ改隊への協力者フリーランスマサキ・アンドー <「魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL」より> クロ <「魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL」より> シロ <「魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL」より> リューネ・ゾルダーク <「魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL」より> シュウ・シラカワ <「魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL」より>魔装機神サイバスター ヴァルシオーネ グランゾン 旧教導隊レーツェル・ファインシュメッカー ゼンガー・ゾンボルトヒュッケバインMkⅢT:レーツェル機1 グルンガスト参式:ゼンガー機1 アウセンザイター:レーツェル機2 ダイゼンガー:ゼンガー機2 クロガネ:レーツェル艦→テツヤ艦 リクセント公国シャイン・ハウゼン ジョイス・ルダール 研究所、企業関係者、民間人リョウト・ヒカワ リオ・メイロン リン・マオ ユアン・メイロン ラーダ・バイラバン:マオ・インダストリー研究者 マリオン・ラドム:マオ・インダストリー研究者 カーク・ハミル:マオ・インダストリー研究者 ジョナサン・カザハラ:テスラ研研究者 リシュウ・トウゴウ:テスラ研顧問 ロバート・H・オオミヤ 安西エリ ケンゾウ・コバヤシ ユキコ・ダテ カトライア・F・ブランシュタイン:エルザム(=レーツェル)の妻。故人 トロンベ:エルザムの愛馬シュッツバルト:マオ・インダストリー所管 ヒュッケバインMkⅢL、ヒュッケバインMkⅢR:マオ・インダストリー所管 AMガンナー:マオ・インダストリー所管 ヒュッケバインガンナー(L・R)、ヒュッケバインボクサー(L・R):マオ・インダストリー所管 グルンガスト:テスラ研所管 ヒュッケバイン:マオ・インダストリー所管 ビルトビルガー:マオ・インダストリー所管 ビルトビルガーL:マオ・インダストリー所管 ビルトファルケン:マオ・インダストリー所管 ビルトファルケンL:マオ・インダストリー所管 その他(中立の立場・非協力サイド含む)ミツコ・イスルギ:イスルギ重工の新会長 <◆バンプレストオリジナル/敵サイド> ※汎用機の一部(戦車・戦闘機等)は元々連邦の機体。また、ノイエDC、アースクレイドル、シャドウミラーは互いに汎用機を融通しあっている。ノイエDCバン・バ・チュン アーチボルド・グリムズ ユウキ・ジェグナン リルカーラ・ボーグナイン(汎用)71式戦車バルドング (汎用)フュルギア (汎用)SF-29ランゼン改 (汎用)F-32シュヴェールト (汎用)F-32Vシュヴェールト改 (汎用)ソルプレッサ (汎用)リオンF (汎用)リオンV (汎用)ガーリオン (汎用)ガーリオン・カスタム (汎用)バレリオン (汎用)バレリオンV (汎用)キラーホエール (汎用)ライノセラス アースクレイドルアラド・バランガ:ブーステッドチルドレン1 ゼオラ・シュバイツァー:ブーステッドチルドレン2 オウカ・ナギサ:ブーステッドチルドレン3 アギラ・セトメ クエルボ・セロ イーグレット・フェフ イーグレット・ウルズ:マシンナリーチルドレン1 イーグレット・アンサズ:マシンナリーチルドレン2 イーグレット・スリサズ:マシンナリーチルドレン3 ソフィア・ネートラピエサージュ:オウカ機 ベルゲルミル銀:アンサズ機 ベルゲルミル茶:スリサズ機 ベルゲルミル青:ウルズ機 (汎用)ベルゲルミル量産型 インスペクターウェンドロ メキボス ヴィガジ シカログ アギーハ(汎用)メギロート改 (汎用)ガンセクト グレイターキン:メキボス機 ガルガウ:ヴィガジ機 ドルーキン:シカログ機 シルベルヴィント:アギーハ機 ディカステス:ウェンドロ機 シャドウミラーヴィンデル・マウザー アクセル・アルマー レモン・ブロウニング ウォーダン・ユミル エキドナ・イーサッキ(汎用)エルアインス・M (汎用)アシュセイヴァー (汎用)アシュセイヴァー・M (汎用)ラーズアングリフ (汎用)ランドグリーズ スレードゲルミル:ウォーダン機 ソウルゲイン:アクセル機 ツヴァイザーゲイン:ヴィンデル機 アインストアルフィミィ ノイ・レジセイア(汎用)アインストクノッヘン (汎用)アインストグリート (汎用)アインストゲミュート (汎用)アインストアイゼン ペルゼイン・リヒカイト:アルフィミィ機 アインストレジセイア ノイ・レジセイア(本体)<最終ボス(1)> シュテルン・レジセイア<最終ボス(2)> <◆参戦作品> シリーズ 作品名 初出年 OGシリーズ初出要素 備考 オリジナル OGシリーズオリジナル - 超機大戦SRXシリーズ - 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL - スパロボ(旧シリーズ) ★第3次スーパーロボット大戦 - 全般・インスペクター勢 等 スパロボ(αシリーズ) スーパーロボット大戦α - 龍虎王関連 ★スーパーロボット大戦α外伝 - 全般アンセスター勢 等 ★第2次スーパーロボット大戦α - アラド、ゼオラ、アイビスダイゼンガー 等 スパロボ(COMPACT2) スーパーロボット大戦COMPACT2★スーパーロボット大戦IMPACT - 全般・アルフィミィ・アインスト勢 等 スパロボ(任天堂携帯機) ★スーパーロボット大戦A - 全般・ラミア、アクセル・シャドウミラー勢 等 スパロボ(TVゲーム以外) スーパーロボット大戦スクランブルギャザー - ★超機神 龍虎王伝奇 - トウゴウ家グリムズ家 等 スパロボ以外(コンパチ) ヒーロー戦記 - 英雄戦記等 ★黄色セルはOGシリーズ新規参戦。 <ゲーム情報> 【全話一覧】 スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2シナリオ一覧(まとめ中) <攻略記録・その他雑感> coming soon...
https://w.atwiki.jp/srwbr2nd/pages/77.html
淡い記憶と、現実 ◆w4z2Zc6V4M コンビニの自動ドアが開き、少年が1人出てきた。 手に、食料品などが入ったビニール袋を提げている。 そこからスポーツドリンクのペットボトルを取り出して、飲む。 さして変わった事の無い光景だ。 ただ一点、店の前に巨大なロボットが鎮座していることを除けば。 その数十分前。 真紅のマントを翻し、ヴァイサーガは大地に降り立った。 コクピットの中で、その騎士を駆る少年―紫雲統夜は、目の前の光景に驚いていた。 光の壁。こう形容するのが一番妥当だろう。 白く輝く壁のようなものが、自分の前に存在している。 「地図の端と端とはつながってるとは言ってたけど…通れるのか?」 思わず呟きがもれた。何とかこの先にある(らしい)都市部に行きたいのだが… (まずは実験だな) 近くにあった岩を放り投げてみる。 岩は、まるで水面に触れたときのように消えていった。 どうやら、通り抜けることは可能らしい。 次に、ヴァイサーガの頭を突っ込んでみる。 計器に異常は見られない。カメラは壁の向こう側の様子を映しているようだ。 それほど遠くない距離で、ビルが立ち並んでいるのが見える。 「よし…!」 意を決して、統夜は一歩を踏み出した。 マップの境界を抜けたヴァイサーガは、今度は市街地の上空を飛んでいた。 「まさにゴーストタウンだな…」 その街は、全てが止まっていた。 機体のカメラに映るものでは、時折風に揺れる木立ぐらいしか動かない。 降下して辺りを探索しても、人影らしきものは見つからなかった。 その途中、見つけたコンビニで食料などの調達をすることにした。 無論、店内にも人の姿は無い。 かといって代金を払わずに店を出るつもりは無かったが、財布を持っていないことに気付き諦めた。 レジ裏から取り出したビニール袋に、水や保存の利く食べ物を入れていく。 機体と一緒に支給されたものもあるが、このふざけたゲームがいつまで続くか分からない今の状況下では、 食料があるに越したことは無いだろう。 必要なものはある程度詰め終わり、店を出ようとしたとき、棚に並んだチョコレートが目に入った。 それは統夜に、あの3人のことを思い出させた。 手にいっぱい甘いお菓子を抱えてチョコレートをほおばるメルア。 メルアがコクピットにお菓子を持ち込んだことを叱るテニア。 そんな二人の言い争いを止めに入るカティア。 (…あいつら…無事なのか…) なぜか、言いようの無い不安にとらわれた。 その不安を打ち消すように、棚のチョコレートをひとつ袋に入れる。 いずれ3人のうちの誰かに渡してやれるかもしれない。 「きっと無事…だよな」 そう言わせたのは、確信ではなく願望だと、統夜は自覚していた。 店の前で、簡単に食事を取った。 ゴミをひとまとめにしてゴミ箱に放り込む。 「ふぅ……」 大きなため息をついた。 いつ誰に襲われるか分からない。常に警戒を要する今の状況は、精神的にこたえる。 息抜きもかねて、軽く体を動かす。 気分転換の後、コクピットに乗り込んで、もう一度自分の置かれた状況を考え直してみた。 殺し合い。生きて帰る方法は、ほかの参加者を皆殺しにすること。 「くそっ…」 やり場の無い怒りがこみ上げる。 いや、正確にはこの感情を向けるべき相手はいる。しかし、あの化け物に刃向かえば自分は殺されるだろう。 それこそあの女性のように、あっさりと。 死への恐怖が、統夜を駆り立てる。 生きて帰るために必要なら――やるしかない。 確実に勝ち残っていくには、戦いやすい相手、地形を見つけるべきだろう。 ヴァイサーガは大きな機体だ。ビルの立て込んだここでは戦いにくい。 「…とにかく行くか」 統夜は操縦桿を握り締めた。 【紫雲 統夜 搭乗機体:ヴァイサーガ (スーパーロボット大戦A) パイロット状況:良好 機体状況:無傷 現在位置:A-1 第一行動方針:戦いやすい相手、または地形を見つける 第二行動方針:敵を殺す 最終行動方針:ゲームに優勝する】 【時刻:15 30】 BACK NEXT 死活問題 投下順 迷いの行く先 死活問題 時系列順 気になる、あの子 BACK 登場キャラ NEXT そして騎士は走り出す 統夜 混乱
https://w.atwiki.jp/srwbr2nd/pages/38.html
金髪お嬢とテロリスト ◆9cdcQ8fLVY 「参ったわね………こんな機体じゃ、クロノクルにも勝てやしない」 仮にもザンスカールのエースパイロットに、割りと失礼なことを呟いた。 「………ていうか、バイクじゃないの。コレ」 バイクのようなマシン………プロトガーランドに乗り、パイロットスーツではなくライダースーツを着る彼女は、カテジナ・ルース。 強化手術を受けてから女らしくなってきた体のラインが、くっきりと解るタイプだ。 胸も、今にもはちきれんばかりに押し上げられている。 「………ドゥカー・イクやレンダじゃないんだから」 とりあえずはガーランドを南に走らせ、ツーリングを楽しむことにした。 「………」 目の前の機体は、まだ俺には気付いちゃいない。 「………ククク」 この機体なら、アレは簡単に殺れる。だが………それじゃ面白くない。 「………遊んでみて、もう一匹ばかし出てくるのを待つとするか………」 そう呟やき、不死身のテロリスト……九龍とも呼ばれるガウルンは、動きだした。 「待ちなァ、嬢ちゃん」 「ッ!?」 いきなり、前方にあらわれた機体に驚き、カテジナはガーランドを急停止させた。 見覚えのあるライン……作られたメーカーは違うようだが、それはまさにMSだった。 (ザンスカール製でも、リガ・ミリティアでもない………でも、ガンダム?) 「嬢ちゃんよォ、この近くに人見なかったかァ?」 暗色系で統一され、赤いアーマーを前面に展開しているが………間違いなくガンダムだ。 「………いいえ、見てないわ」 「そうかい、じゃあ………死になッ!」 「ッ…!」 その機体はアーマーを後方へ展開しはじめた。その隙に、カテジナはガーランドを、ガウルンの反対側へと突っ走らせた。 それから、15分ほど。 カテジナは一つ、ミスを侵していた。 ガウルンの乗っていた機体。それはMSではなく……… 「ひゃぁぁぁっはぁぁぁ!マスタークロォォォス!」 MF……モビルファイター、マスターガンダムだったことだ。 ガウルンは、手拭い状の武器をガーランドに伸ばすが、ガーランドはそれを全て間一発で避ける。 (いつまでも、こんなんじゃ………!) 「捕まえたぜぇ!」 いつのまにか、前方へと周り込まれた。MFの俊敏性……故か。 (後少しは遊んでみてもいいが……誰も居ないみてぇだしな。潮時か) 「死にな!ダークネスフィンガー!!」 「つうっ!」 カテジナは轟音とともに迫り来る死を覚悟した。 ――金髪お嬢とテロリストと執事とアフロ―― ………覚悟していたが、轟音が響き渡るばかりで、痛みも終局も訪れなかった。 「…………?」 「おぉ、大丈夫ですかな?」 見れば、マスターガンダムへと……… 「こっちも、………ガンダム?」 砲撃の雨あられを降り被せる機体があった。 「申し遅れました、お嬢様。私、ギャリソン・時田と申します。こちらは、ガンダムレオパルドデストロイでございます」 ガンダム……レオパルドデストロイは、マスターガンダムへと撃った砲撃を緩めた。が、…… 「ほほう、あれだけの銃撃を」 「へっ、効かねぇよ。……効かねぇなぁ!」 マスターガンダムは、銃撃の大半を蹴り払い、受けとめ、避け続けていた。 (やっと骨のあるやつが出てきたじゃねぇか……) 当初の目的である、別の人物。しかもかなり腕がたつらしい。 こいつはここらで殺っておきたい。 「死ねや、爺さん!」 「残念ですが、あなたの相手は私ではありません」 「はぁ!?………ッ」 遠方から、しかしその巨体にとっては近距離からの攻撃が来る。 「吹ッ飛べ!G・ワイドブラスター!!」 大質量ビーム砲撃。威力は高く遠距離も対応可能な、機体の本来の使い道たりえる砲撃。当然、当たれば……堕ちる。 「うおっと………!」 今度はガウルンが間一発で回避した。撃った方向には……巨大な「盾」が一体。 「コスモ様、ご支援感謝いたします」 「……それよりあいつは!?ギャリソンさん、戦況を!」 「エネミー1、フレンド2、アナザー1ですな。敵機は格闘戦機体のようですが、ただの機体ではございませぬ。 私の機体の砲撃をほぼダメージ無しで切り抜けてございます。アナザー1は味方と解釈してもよろしいでしょうが、小型ですので支援優先かと」 「……了解!」 ギャリソンから戦況の報告を聞いたコスモ………ユウキ・コスモは、 ジガンスクード・ドゥロの両腕に装備されていた巨大なアンカーのような武器を打ち鳴らした。 ――金髪お嬢と執事とアフロ―― 「確かに………」 戦況は不利。 敵は小型機1体、砲撃戦型機1体、特機が1体の計三体。 このマスターガンダムでも持つか解らない。しかも…… 「ッ……ぐ……」 体を蝕む病……全身に転移した癌の激痛。モビルトレースシステムは体を激しく動かすため、一度止まると厳しい痛みが走る。 「………ククク」 ここは……… 「逃げますかな?」 「あばよ!後からまた狩ってやるぜぇ!」 マスターガンダムは機動兵器とは思えない機動で撤退していった。 (退いた……か) 緊張か放たれたカテジナは、体の放熱をするため、ライダースーツのファスナーにてをかけ、胸もとギリギリまでおろした。 フルフェイスヘルメットを取り、長い髪を解放する。 「ふぅ………ありがとう。ギャリソンさん、と言ったかしら?」 「ああ、お嬢様。私のことはギャリソンと呼んでいただければ結構です」 「で………あなたたちは?」 「……そう」 「特に目的は無いって所ですな」 一通り自己紹介をして、互いの状況を話し合う。 「アンタは?」 「私も……知った人は居なかったから」 「そうか……」 ギャリソンは、カテジナが髪を掻き上げる仕草を見て、感じた。 (お姉さんの魅力、というヤツですかな?) 確かに金髪のお姉さん+ライダースーツという組み合わせは破壊力がある。 「じゃあ、とりあえずは西にでも行きましょうか」 「あ?いつアンタがついてくるって決まったんだよ」 「うるさいわね。私の機体も一人じゃ何も出来ない。 だから、特機の君が前衛、砲撃機のギャリソンさんが後衛、小型で小回りの利く私が遊撃支援。悪くないチームだと思うけれど?」 「ちょうどいいですな。あとは対空対地支援機でもあればいいのですが」 「……チッ」 決まった。 そして、ここにお嬢と執事とアフロという、なんか割と異質なチームが結成された。 ――お嬢と執事とアフロ―― 【カテジナ・ルース 搭乗機体:プロトガーランド(メガゾーン23) パイロット状況:健康、なんかすごくエロいライダースーツを着ている。 機体状況:完全無事。バイク形態。 現在位置:C-5 第一行動方針:西に行く 最終行動方針:ゲームから脱出】 【ギャリソン・時田 搭乗機体:ガンダムレオパルドデストロイ(機動戦士ガンダムX) パイロット状況:健康 機体状況:全弾薬の半分近くを消費 現在位置:C-5 第一行動方針:西に行く 最終行動方針:ゲームから脱出】 【ユウキ・コスモ 搭乗機体:ジガンスクード・ドゥロ(スーパーロボット大戦OG2) パイロット状況:健康 機体状況:無事。ENを少し浪費。 現在位置:C-5 第一行動方針:西に行く 最終行動方針:ゲームから脱出】 【ガウルン 搭乗機体:マスターガンダム(機動武闘伝Gガンダム) パイロット状況:全身持病の癌の激痛。無理すれば戦闘可能 機体状況:全身に弾痕あり。装甲がへこんだ程度なので戦闘は支障無し。 現在位置:B-5 第一行動方針:物陰で休む 第二行動方針:近くにいる敵機を攻撃 最終行動方針:皆殺し】 【初日 14 30】 ※マスターガンダムがDG細胞に犯されているかどうかは次以降の書き手に任せます。 BACK NEXT アンチボディ、二体 投下順 ホワイトドール 赤い彗星 時系列順 ウルズ6 BACK 登場キャラ NEXT カテジナ カフェタイム―あんたらつくづく…―? ギャリソン カフェタイム―あんたらつくづく…―? コスモ カフェタイム―あんたらつくづく…―? ガウルン 我が道を往く人々
https://w.atwiki.jp/srwbr2nd/pages/133.html
広がる波紋 ◆960Bruf/Mw 19:40 D-6地区北部―― 甲高い電子音が鳴り、通信が入ったことを告げてくる。 通信元を一瞥しただけで確認するとユーゼス=ゴッツォは視線を外の宵闇へと走らせた。 そこにいるはずのメリクリウスの姿は闇に遮られて確認できない。 溜息を小さく一つ。そして、手を伸ばし通信を繋げる。 「私だ。カミーユ、見つかったのか?」 現在、ユーゼスとベガにカミーユを加えた三人はマサキ=アンドーの捜索の為に動いている。 「いえ……。ただ起動兵器が一機、岩山の影に確認できます」 モニターに前方の岩山を映すが、それらしきものは見咎められない。 三人の位置関係は、探索範囲を確保するため、ベガのローズセラヴィーを先頭に正三角形を描くように布陣。 有事に備えて互いを通信圏内に納めながらも、出来る限り三角形を大きく広げて移動している。 その為、カミーユが見つけた起動兵器はユーゼスの位置からは岩山の死角となっていた。 「こちらからでは確認は無理のようだな。状況は?」 「遠すぎてよく分かりませんね。距離的にレーダーに反応してもおかしくないのですが、反応もありません。おそらく起動状態にないのだと思います」 「ふむ。既に乗り手が死亡しているか乗り捨てられた可能性が高いな。とは言えパイロットの生死が不明な以上、このまま通り過ぎるわけにもいくまい」 話しながらも脳裏でいくつかの可能性――例えば、パイロットが技術者である可能性などを推定し、考えをまとめていく。 「私とカミーユで接触。ベガには警戒に当たってもらおう」 状況は自分の目で確認する。同時に、ベガよりも同行してからの時間の浅いカミーユを目の届く範囲に留め、観察をしてみることに決めた。 20:20 D-6地区中央岩山麓―― 「無人だな……。これをどう思う?」 岩山の裾野、岩壁に隠すように放置されていた20m程の紺の機体。 そのコックピットに滑り込みながら、振り向きもせずにユーゼスは質問を投げかけた。 背後でわずかに考える気配を見せた後、連れ立つ少年が答え始める。 「そうですね。細かいのは調べてみないと分かりませんが、大きな」 「ほう、VF-22S・SボーゲルⅡと言うのか……便利だな」 シートに腰掛けた途端に情報が首輪から流れ込んできて、思わず感嘆の声が漏れた。 それに遮られて一瞬カミーユの声が止まる。そんなカミーユの様子に頓着せずに「どうした? 続けてくれ」とユーゼスは続きを促した。 若干戸惑った様子を見せながらも気を取り直し、続きを口にし始める。 「大きな損傷はみあたらない。より性能のいい機体を手に入れ乗り換えたと見るのが妥当でしょう。 戦闘の痕跡が見られないことから、たまたま複座式だった仲間の機体に同乗させてもらっているという線が濃いと思います」 ――なるほど。血の巡りは悪くないようだな……悪くない。 手元では機体の状態チェックを素早く行いながら、人知れず仮面の下で笑みが浮かんだ。 「悪くない答えだが、複座と言うのは少々突飛だな。 私があの化け物の立場なら複座など許しはしない。サブパイロットなど不都合なだけだからな。 パイロットは殺されたと考えるほうが自然だ」 「でも、それでは機体の状態の説明が」 「最後まで私の意見を聞きたまえ」 反論を口に出しかけたカミーユを制して続きを口にする。 「なるほど。確かに殺して奪ったにしては機体がキレイ過ぎる。ここまでで致命傷を負うような出来事に遭ったとも考えられ難い。 だが、君の言うように仲間がいたと考えると状況は変わってくる。こうは考えられないか――」 そこで一先ず言葉を区切る。仮面の下に隠された瞳は楽しげに笑い、これから起こる反応をつぶさに観察しようとしていた。 「――その仲間が油断したパイロットを殺したと」 驚愕の色がカミーユの顔に浮かんだ。それを満足そうに眺めながら、ユーゼスは続きを口ずさむ。 「友好的な姿勢を示してきた。協力を持ちかけてきた。 最初の場で犠牲になった女性とそばにいた男、野次を飛ばした少女と隣にいた別の少女のことを考えれば、旧知の間柄だった可能性も考えられる。 おそらくはそういったことを利用し近づいてきたのだろう」 感情の色を出さぬ声で言い切った後、目の前の少年の様子を確認し確信する。 『頭は悪くはない。が、所詮は甘ちゃん坊やだな』と―― 「だが、この推論には確証付ける証拠がない。私は今からそれを探しに周囲を見回ってくる。君には機体のチェックを頼もう。終わったらベガを呼んでおいてくれ、話し合いが必要だ」 指示を残してコックピットから抜け出る。いまだに動揺の治まらないカミーユの脇をすり抜けてその場を後にした。 推論が正しければ存在するはずの死体――そして、首輪を見つけ出すために。 21:00 D-6地区中央岩山麓―― 周辺の探索を終えたユーゼス、機体チェックを済ませたカミーユ、哨戒から戻ってきたベガの三人はVF-22の付近に集う。 「――という訳だ。 続いて周辺の状況を説明する。見つかったのは起動兵器の足跡が三機分。一機は残されている機体のものとしても、ここにいた者は今最低でも二人組みで行動している。 足跡のサイズから推し量るに大きさは二機とも20m前後。足跡の方角からこの二機は西へ向かったのはまず間違いない。 最後に、墓。何かが埋められた痕跡と誂えられた石から見て、ほぼ間違いない」 ユーゼスがそれまでの経緯と周辺で確認したことを告げる。続けてカミーユがVF-22の状態を、ベガが近辺の様子を話した。 一先ず全員の報告が終わった時、「変ね」とベガが呟き、「確かに」とユーゼスが相槌を打つ。 「ただ単に殺すのが目的なら、ご丁寧に埋める必要などない。 ならば、わざわざ手間をかけて埋めた目的はなんだ? 憐れみか? 慈悲か? それとも――」 「――隠蔽でしょうね」 ――やはりこの女は使える。 口を挟んできたベガを見、満足そうに頷くとユーゼスは説明を続ける。 「その通りだ。つまりは遺体を見られると何かしらの不都合があるということ。君らの反感を買うことを承知で言おう」 言葉を区切る。間を取り、ベガとカミーユ――二人の表情を確認したうえで波紋を呼ぶであろう言葉を投げかける。 二つの手駒に対する観察はまだ終わってはいない。持ちうる手札のスペックは可能な限り確認しておくべきなのだ。 「私は墓を掘り返すつもりだ。可能ならば――」 『――首輪も手に入れたい』と地面に書き綴る。 「墓を暴いてまでして、手に入れるものじゃない」 厳しい視線と共にカミーユが立ち上がる。 『私は設備とサンプルさえあれば、この首輪を解除できる自信がある。その為の施設は既に押さえに行って貰っている。後は首輪だけなのだ』 その様子を事細かに観察しながら、理屈で揺さぶりをかける。 「どうしてそんな理屈でしか物事を捉えられないんですか!」 「軽蔑してもらって構わんよ。だが、これだけは押し通させてもらう」 ユーゼスも立ち上がり正面からカミーユを見据える。 「あなたって人は、死んだ人間のことは考えられないんですか!!」 「死者を悼む気持ちは私にもある。だが、死んだ者よりも生きている者を私は優先する」 視線が絡み、ぶつかり合う。互いに引く姿勢は見当たらない。 「そんな大人、修正してやる」 砂土を踏みしめる音が鳴り、カミーユが大きく踏み込む。正拳が真っ直ぐに放たれる。 その瞬間、二者の間に青い影が素早く割り込み、拳を難なく受け止めた。 「少し落ち着きなさい。どちらの理屈も間違っていないわ。ただ私たちが今考えないといけないのは、死んだ人たちを憐れむことよりも、どうやって悲劇を減らしていくかでしょ。 だから――」 ゆっくりと諭すように綴られていた言葉が一度途切れ、そして苦渋の決断を下すような声に変わる。 「だがら仕方ないわ」 その一声にカミーユの顔色が変わり、掴まれていた腕を振り払う。 「もう、勝手にしろ!!」 そして、その場に背を向けて走り出した。 「カミーユ、待ちなさい!!」 声に振り返ることなく消えていくカミーユ、その姿を追おうとして一歩を踏み出せずにいるベガを後ろから眺めていた。 そこへ背を向けたまま、ベガが訥々と話し始める。 「……ユーゼス、あなたの理屈は間違っていません。信用もしています。だから、あなたの行為に反対はしません。ですが、私はあなたほど物事を割り切って考えることも」 言葉は一度途切れ、そして小さく「できません」と続いた。 「君はカミーユの方に行ってやれ。必要が生じたら連絡を入れる。私がこれから何をするのかは……分かるな?」 「……はい」 ポツリと言葉を返し、そしてすぐにベガはその場から消えた。その姿を泰然と眺めつつ思う。 ――決まりだな。 ベガとカミーユ、所詮二人とも常識に縛られているだけの馬鹿な駒に過ぎない。 常識とは成人までに身につけた偏見のコレクションのこと。同時に、身勝手な自己主張を正当化するときに使うこと以上の意味を持たない言葉だ。 なるほど、確かにベガは聡明で、カミーユも頭の鈍いほうではない。だが、それは平凡の枠を出ない。 相手が常識外の存在なのだ。それを出し抜くためにはやはり常識の外の住人でなければならない――。 ――だがそれは、一人いれば事足りる。私自身がそうであればいいだけの事だ。 ならばやはり駒は平凡であればこそ使いやすい。そして、善人であればあるほど使い道も多い。 ――だが、カミーユ、奴はいずれ捨て駒として使ったほうがいいのかもしれんな。 感情的でありすぎる。ベガほど自分を律せるほどには精神が成熟しきっていない。その為、手綱を握り続けるのは少々困難部分がある。 普段ならそんな者の一人や二人泳がせてみるのも一興なのだが、置かれている状況が状況であった。 だが別段これといって自分から手を下す必要性も感じなかった。放っておいても暫くはベガが勝手にあれこれと世話を焼くだろう。 あとはどこかで何かの折に手を離すだけ、たったそれだけで見捨てられた人間は死んでいく。人とはそういうものだ。 ――精々それまでは役に立ってもらおうか。 そう結論付け、一人ユーゼスは墓へと向かい歩き出した。 21:25 D-6地区カティアの墓―― 人の寄り付かない墓所に一人仮面の男が立っている。 その奇妙な仮面には目が六つあしらわれた意匠が施され、全体は上下に細長く白い。 場所と男の格好がいっそう不気味さを引き立たせていた。 「クックックッ……」 男は笑い土を掘る。墓の下にある遺体。その首元に残されているであろう首輪を思い、土を掘る。 土とは違う弾力に豊んだ感触。それが手元に伝わり、目的のものに行き着いたことを確信し、一心不乱に土を掻き分ける。 肌と思しきものに手が触れた。 伝わってくる熱を持たない肌の――例えるならばゴムのような感触。ただの肉塊の感触。それすらも彼には喜びの対象でしかない。 手首を掴み、力任せに遺体を土から引き抜く。その拍子に二つの眼球が転げ落ち、そして、絶句した。 掘り出した遺体。その鮮度は悪くなく夜ということも手伝って腐敗は進行していない。外傷も少なかった、ただ一点を除いては――。 頭部がごっそりと削げ落ちていたのだ。 トマトを勢いよく落とした状態とでも言おうか、これが頭かと言うほど潰された頭は、頭蓋が割れ、磨り潰された脳が飛び散り、脳液と血液が土を湿らせていた。 だが、ユーゼスが絶句したのはそんな遺体の状態にではない。彼の求めていたもの首輪がないのだ。 遺体の損傷箇所を考えれば、十中八九、殺害者が首輪を持ち去ったのは間違いない。 「興醒めだな……」 辛うじて体つきから女性と分かる遺体を墓に蹴り落とす。不快さを隠そうともせずに乱雑に土を戻し埋めなおす。 そうして遺体を土の下に埋め終わると、実にあっさりとその場を後にする。 不快感からか足早に歩きつつ、頭で情報の整理を始めた。 埋められていたのは、おそらく遺体そのものを隠すため。ならば、隠したかったのはおそらく首輪と遺体の状態。 それを見ず知らずの他人に隠す必要はない。とすれば、隠したい相手は同行者か……。 可能性としては、友好的な態度をとる20m前後の機体に乗った二人組み。その組み合わせは偽善者と善人。そして、偽善者は善人に殺害と首輪を隠している。 ――馬鹿なやつだ。 隠さなければならない首輪など使いどころが難しく、所持がばれれば自らの立場が危うくなりかねない代物。 隠し持つのではなく堂々と所持できる状態でこそ意味がある。つまりはそれだけのことが思いつかない者か、あるいはそこまでの状態に持っていく才覚のない者。 ――所詮は他人を駒として使うだけの脳のない者か。 その程度の者に邪魔をされたということが、酷く不愉快だった。 アルトまで戻ってきたところで、コクピットに乗り込みハッチを閉める。ベガもカミーユもまだ戻ってきてはいないようだった。 元の世界で可変機を扱っていたというカミーユをVF-22に乗せ、自分はメリクリウスを乗機としよう。 ぼんやりとそんなことを考えながらシートに寄りかかり、一息つくと仮面を外し支給された食料品に手を伸ばす。 この世界で顔を隠し続けることに意味はない。だがそれでも人前で仮面を外す気なども毛の先ほどもなかった。 そうした姿勢を貫く以上、食事を取れるタイミングは自然と限られてくる。今はそういう数少ない機会の一つだった。 【ユーゼス・ゴッツォ 搭乗機体:メリクリウス(新機動戦記ガンダムW) パイロット状態:良好 機体状態:良好 現在位置:D-6西部 第一行動方針:サイバスターとの接触 第二行動方針:首輪の入手・解除 第三行動方針:20m前後の機体の二人組みを警戒 最終行動方針:主催者の超技術を奪い、神への階段を上る 備考:アインストに関する情報を手に入れました】 【ベガ 搭乗機体:月のローズセラヴィー(冥王計画ゼオライマー) パイロット状態:良好(ユーゼスを信頼) 機体状態:良好 現在位置:D-6西部 第一行動方針:マサキの捜索 第二行動方針:首輪の解析 第三行動方針:20m前後の機体の二人組みを警戒 最終行動方針:仲間を集めてゲームから脱出 備考:月の子は必要に迫られるまで使用しません 備考:アインストに関する情報を手に入れました】 【カミーユ・ビダン 搭乗機体:VF-22S・SボーゲルⅡ(マクロス7) パイロット状況:良好、マサキを心配 機体状況:良好、反応弾残弾なし 現在位置:D-6西部 第一行動方針:マサキの捜索 第二行動方針:味方を集める 第三行動方針:20m前後の機体の二人組みを警戒 最終行動方針:ゲームからの脱出またはゲームの破壊】 【初日 21 40】 22:05 D-6地区中央岩山麓―― ユーゼスたちと入れ違いに現れたキラ達は警戒はトモロに任せ、一度バラけて周辺を探索。そして、再び残された機体の近くに集まり、持ち帰った情報を検討していた。 「機体が違う?」 「ああ、あれはカティアの機体じゃねえ。誰かが乗り換えて行っちまったんだ」 キラのあげた声にムサシが渋った声で返事を返す。 それを横耳で聞きつつ、栗毛のショートカットの少女は大きく背伸びをして主に捨て置かれた機体を見上げた。 それは話に聞いていた濃紺の機体ではなく。真っ赤な角の付きのずんぐりとした機体。片腕がなく損傷が酷いため、きっと置いていかれたのだろうと思った。 「しっかし、またえらくボロイの置いていきやがって」 「当たり前だニャ。ボロじゃニャいのをワザワザ置いて行く馬鹿はいないのニャ」 「ちょっと、これから私が乗るのにあんまりボロボロ言わないでよね」 その一言で場がどよめき、視線が一斉にソシエに集中した。 「な、何よ……」 思わずしどろもどろになる。 「ああ、すまねえ……って、お前、怪我してんのに乗る気かよ」 「このくらい平気よ。それによく見たら真っ赤で可愛いじゃない」 「そうはいかねえ。こいつには俺が乗る。怪我人なんか乗せられるか」 元来が勝気なソシエお嬢様は、怪我程度ではひかない。「止めといたほうが無難だ」「マサキに任せろ」という声が盛んに飛んできたが、それでもなお自分が乗ると主張を続ける。 「迷子の挙句、一戦もしないうちに行動不能にしてしまう誰かさんに乗られたら、機械人形もたまったものじゃないわ」 「てめえはそのお陰で助かったんじゃねえか!」 「何よ!!」 「何だよ!!」 そんなこんなで、マサキとソシエが火花を散らしていたそのときだ。 「そんなことはどうだっていい!!」 突然、怒気をはらんだ声が飛んできて、二人は思わず首を竦めた。 「カティアの墓を暴いた奴がいる! カティアの首輪を奪った奴がいる!! 私はそいつを絶っ対に許さない!!!」 恐る恐る振り返ったその先に、肩を怒らせ、拳に力を込め、血走った目をしたテニアの姿があった。 周囲に重い空気が流れ、全員が押し黙る。 「おい、どういうことか説明しろ。テニアと一緒に墓に行ったんだろ?」 「だから、カティアさんのお墓を掘り返した奴がいるのよ」 「本当かよ、それ」 コソコソと小声で聞いてくるマサキに、小声でヒソヒソと返す。 そうこうしている内に重い雰囲気に耐えかねたようにキラが言葉を口を開く。 「テニアが怒るのも分かるけど、手がかりがない以上、考えてもしかたがない。今はとりあえず後回しにしてダイを止めるほうを優先しよう。いいね、テニア」 途端に鋭い眼光でにらめつけられ、思わず一歩後退さるキラの姿が見えた。 「おいら思うんだが、今カティアの機体に乗っている奴の仕業なのはほぼ間違いないんだから、それが目印になるんじゃないか」 それまで黙り込んでいた武蔵が割り込む。テニアを除けば唯一カティアと会ったことがあるだけに何か思うところがある、そんな口ぶりだった。 続いて二三人がポツポツと意見を出すが、結局は行き先が分からない以上、墓荒しは後回しにしてダイを追うということに決まり散会。 赤毛の少女は怒りを踏みしめるように機体に帰っていき、栗毛の少女はどさくさに紛れて赤い機体をマサキに奪われたことに釈然としない気持ちであった。 【共通認識】 無敵戦艦ダイ、およびそのパイロットを危険だと判断。 VF-22を危険だと判断。 【キラ・ヤマト 搭乗機体:Jアーク(勇者王ガオガイガー) パイロット状態:良好・ジョナサンへの不信 機体状態:ジェイダーへの変形は可能?・左舷損傷軽微良好(補給修復開始) EN、弾薬共に80%まで回復 現在位置:D-6 第一行動方針:ダイを倒す 第二行動方針:テニアがもしもゲームに乗っていた場合、彼女への処遇 第三行動方針:このゲームに乗っていない人たちを集める 最終行動方針:ノイ=レジセイアの撃破、そして脱出】 備考:Jアークは補給ポイントでの補給不可、毎時当たり若干回復。】 【フェステニア・ミューズ 搭乗機体:ベルゲルミル(ウルズ機)(バンプレストオリジナル) パイロット状況:非常に不安定 機体状況:良好・マニピュレーターに血が微かについている・ガンポッドを装備 現在位置:D-6 第一行動方針:どのように行動を取ればうまく周りを騙せるか考察中 第二行動方針:とりあえずキラ達についていく 第三行動方針:参加者の殺害 最終行動方針:優勝 備考1:武蔵・キラ・マサキ・ソシエ、いずれ殺す気です 備考2:首輪を所持】 【巴武蔵 搭乗機体:RX-78ガンダム(機動戦士ガンダム) パイロット状態:カラ元気でも元気、ダイに対する激しい怒り、VF-22に対する怒り 機体状況:良好・オプションとしてハイパーハンマーを装備・反応弾を所持 現在位置:D-6 第一行動方針:ダイを倒す 第二行動方針:統夜を探しテニアを守る 第三行動方針:信頼できる仲間を集める 最終行動方針:主催者を倒しゲームを止める 備考1:テニアのことはほとんど警戒していません 備考2:キラと行動を共にする場合は反応弾を彼に任せてもいいと思っています。】 【マサキ・アンドー 搭乗機体:アルトアイゼン(スーパーロボット大戦IMPACT) パイロット状況:良好、シロとクロも健康 機体状況:左腕損失、ダメージ蓄積 (整備によりやや軽減) 現在位置:D-6 第一行動方針:ダイを倒す 第二行動方針:サイバスターを追いたい 第三行動方針:サイバスターを邪悪な者には渡さない 第四行動方針:VF-22を倒す 第五行動方針:味方を集める 最終行動方針:ゲームからの脱出またはゲームの破壊 備考:謎の小石はクロが銜えています。 地下道はマサキ達が確認できている範囲では一本道です】 【ソシエ・ハイム 搭乗機体:無し パイロット状況:右足を骨折、気力回復 機体状況: 現在位置:D-6 第一行動方針:ダイを倒す 第二行動方針:VF-22を危険視 第三行動方針:新しい機体が欲しい 第四行動方針:仲間を集める 最終行動方針:主催者を倒す 備考:右足は応急手当済み】 【初日 22 30】 BACK NEXT Take a shot 投下順 とある竜の恋の歌 大いなる誤解 時系列順 とある竜の恋の歌 BACK NEXT 類(仮面)は友(仮面)を呼ぶ ユーゼス 未知との遭遇 類(仮面)は友(仮面)を呼ぶ ベガ 未知との遭遇 類(仮面)は友(仮面)を呼ぶ カミーユ 未知との遭遇 大いなる誤解 キラ 鍵を握る者 噛合わない歯車 大いなる誤解 テニア 鍵を握る者 噛合わない歯車 大いなる誤解 武蔵 鍵を握る者 噛合わない歯車 大いなる誤解 マサキ 鍵を握る者 噛合わない歯車 大いなる誤解 ソシエ 鍵を握る者 噛合わない歯車